CAPTAIN RED

2005年1月27日 コミック
これ、やっぱり絶版なのだなあ。私がこの漫画家さんにのめり込んだ一番の理由とも言える作品なのだが。アマゾンのレビューにもあったが、まさに少女漫画の王道だと思う。海賊物に目がない私の原点かもしれない。そしてこの本が出てから既に10年以上が経っていることに驚いた。初見は雑誌だったので、それはもっと昔ということになるのか…。まあ制服を着て学校に通っていた頃の話なんだから当たり前。

「海のサソリ」と呼ばれて恐れられている海賊レッド。その彼が狙ったのは「宝石の姫」と名高い、ウィステリア、プリムローズの、領主のふたりの娘だった。舞踏会の夜に攫われ、強引に海に連れ出されたプリムローズは、身体の弱い姉(本当の姉妹ではない。確か従姉妹同士)を守り、海賊の元から逃げ出そうとするが……。


すごくテンポがよくて、大体先は見えているのにそれでも本当にわくわくして面白かった作品。海賊側の人間が美形揃いで、追いかける方(姉妹の幼馴染)にも美形がいて、さりげなく笑えるキャラがいて(医者とか部下とか亀とか)10年以上が経った今、読み返しても当時と同じくらいに楽しめる。文庫にならないものか。当時から大切にしている単行本はそれでも日焼けして色がすっかり変わってしまったが、もう10年経っても変わらずに並んでいるような気がしている。

同時収録の「赤い群集」は、この漫画家さんの力量に度肝を抜かれた作品だ。彼女の悲劇はナイフで切りつけるように鋭く、中心を突く。現在にも通じる痛烈な皮肉は、こちらも10年以上が過ぎた今も変わらない鮮やかな赤い色を心に残した。復刊しませんか…。

ISBN:4592123158 新書 藤田 貴美 白泉社 1992/09 ¥400
このシリーズは結局最新である7巻まで読破したのだが、この2巻とそれから6巻が一番面白かった。2巻は、イヴとロークが本当の意味で恋人になるまでの話で、6巻はロークの過去と対決する話である。一見、完璧な人間に見えるロークが悶々と悩んだり、そんな自分を激しく嫌悪したりするのがかなり楽しい。今まで手折った花のように自分の意のままにはならないイヴへ、どんどんと惚れ込んで本気になっていく様は彼をとても人間くさく見せている。手の届かないような男が、すぐ近くまで降りてきたような、多分女性はそんな錯覚に胸をときめかせるのだろう。他人事のようだが、ロマンスをやや苦手分野にしているもので、一歩引いたところで読んでしまう。そのせいかもしれない。とは言え、一歩引くのはあくまで読後のことなので、読んでいる最中はとりこになった読者たちと何ら変わらない。イヴの前に跪いてしまいそうな自分を必死で律するロークを、どきどきしながら見つめているだけだ。

そして何気にこのシリーズ、いつも食事風景がすごーくすごーく惹かれるんだけども…。ロークが用意する彼女のための食事がいつも素晴らしくて思わず喉が鳴ってしまう。決して花よりだんごではない…と思う。どちらかというと食には興味のない私なのに、それでも想像だけでうっとりしてしまうような、この食事描写はさすがだなあ。

それにしてもオートシェフって魅力的! 飛ぶ車より宇宙間旅行より何よりオートシェフが羨ましい今日この頃。女である意味はあるのか私。


ISBN:4789720349 文庫 小林 浩子 ソニーマガジンズ 2003/05 ¥798
このひとの歌を聴くと、心の中の澱んだ部分が綺麗に洗い流されるような気がする。高音なのに耳にやさしい澄んだ歌声は、じわりじわりと身体に浸透してあるべき場所に落ちついてゆく。それから心の濾過された部分が歌に反応して、少しずつ浮上してくる。全部聞き終えた後は何に対してなのかわからないけれど、たっぷりと満足して眠る事ができる。MISIAの歌にはそんな効用がある。

ベストアルバムで彼女の世界にひたり切った後は、彼女最新アルバムの、7人のアーティストが彼女のために作ったという歌を歌う、少し異色なMISIAを楽しんでみようと思う。それにしても綺麗な声だなあ。自分がこんな声を持っていたら絶対に歌わずにはいられない。それはきっとしあわせな人生の束縛だ。


MISIA Keiichi Tomita Ken Matsubara Jun Abe Satoshi Shimano Akihisa Matsuura CD BMGファンハウス 2004/06/16 ¥3,059Everything
眠れぬ夜は君のせい
忘れない日々
キスして抱きしめて
あの夏のままで
It’s just love
THE GLORY DAY
あの日のように
飛び方を忘れた小さな鳥(STAR OCEAN VERSION)
時をとめて
星の降る丘
果てなく続くストーリー
去年一年で一番面白かったというか衝撃的だったコミックの最新刊。買ったのは先週だがレビューを書いていなかったので。まあ今更だけど。

舞台は海外に移り、千秋は指揮者コンクールへ、のだめはコンセルヴァトワールへの進学を控えて準備中と、これだけ読むとすごくハイソなんだが……これだけで終わる筈もない。むしろ終わってくれない。コンクールの方は素晴らしかったけど(時々入る茶々というか笑いはこの話にしてはひかえめ…だと思う…笑)、そこから先がめくるめくお笑いクラシック漫画。さすがのだめ!

ミルヒーいいなあ。彼は大好き。あやしい新キャラも増え(しかしどうしてああ誰も彼もが(キャラが)濃ゆいのか)、のだめはスランプに陥り、千秋とは微妙に擦れ違い、ますます続きが楽しみに。出た瞬間から次を待たれる本はすごいと思うわけなのだった。

ISBN:4063405230 コミック 二ノ宮 知子 講談社 2005/01/13 ¥410
今日、ようやく飲んだ。黄茶という名のとおり水色(すいしょく)は透明な黄色だ。茶自体にはそれほど強い香りは殆どないが、淹れた後の茶葉からは緑茶と同じいい香りがする。

淹れるときは硝子の茶器をおすすめ。くるんと丸まった葉が縦に綺麗に並んでぷかりぷかりと浮かび、それが段々と開いて一枚の葉となり、水の中で自由自在に舞う。花茶の華麗さはないが、これはこれで一見の価値があると思う。

私は緑茶が苦手なのだが、同じ味でも渋みがまったくなく、このお茶はとても飲みやすい。特に食後に飲むとよく合う。しみじみと身体中に沁み渡る。食後の胃をそっと宥めているような、そんな気がした。

ちなみにこのお茶、家人にもいたく気に入られてしまい、早々になくなりそうな危機である。セール中に購入したため、嘘のような安い値段で買えたが次回はそうはいかないのだぞ、家人よ……。

LOVE JAM (DVD付)

2005年1月22日 音楽
さくらんぼが底抜けに明るい歌なので、彼女はそういう歌ばかり歌っているのかと勘違いしていた。柔らかく静かな歌もこのアルバムの中にはいくつも含まれていて、彼女はその甘い声でやさしく囁くように歌を歌う。私自身はそれほどこのアルバムに興味はなかったのだが、友人や妹に勧められて手に取ってみた。彼らは嘘を言わなかった。そしてイヤになるほど好みをしっている。

彼女の歌に関しては、まったく嬉しい驚きだった。さくらんぼでは子供っぽく可愛らしくをメインに出していたけれど、そうではない歌い方もちゃんと身に付けていて、売れるひとは見た目それだけじゃないんだなあと反省。今年もブレイクしてくれるといいな。


大塚愛 愛 Ikoman 弦一徹 CD エイベックス 2004/11/17 ¥3,800スーパーマン
Happy Days
Strawberry Jam
大好きだよ。
扇子
妄想チョップ
ポンポン
ふたつ星記念日
金魚花火
黒毛和牛上塩タン焼735円
フレンズ
大好きだよ。 -"LOVE" CG ver.-
金魚花火 -Short Film-

かたち あるもの

2005年1月21日 音楽
同じ映画に使われた曲としては、「瞳を閉じて」よりこちらの方が好みだったりする。元々このひとの歌う声は好きなのだが、この歌では彼女の一番綺麗な響きが出ている気がして、うっとりと聴いてしまう。悲しい歌を硝子のような繊細さに、伸びやかさな声が悲しいだけでは終わらない何かを伝えてくれる。映画は観ていないが、この歌だけでも感動できた。


柴咲コウ 山本成美 華原大輔 市川淳 松井五郎 CHOKKAKU CD ユニバーサルJ 2004/08/11 ¥1,260
かたち あるもの
帰り道
哀しみを許して
かたち あるもの (Backing Track)

ディンブラBOP

2005年1月20日 茶道楽
今日注文した紅茶。私はディンブラが大好きで、綺麗な綺麗な赤の水色もふわりと漂う上品な香りも、あっさりとして紅茶本来の味わいが楽しめるところも本当に好きだ。しかし以前、買っていたお店がなくなってしまい、その後、ディンブラを探してうろついていたのだが見つからず、ネットに頼ってみた。わーあるあるあるある…。とりあえずこちらのお店のを試してみることにする。一緒にセイロンのオレンジペコーも頼んだ。さて、いつ届くかなあ。それまでに似合いのお茶請けを買っておこう。

今日はわさわさと雪が降り続いた一日だった。外を歩けば雪かきにせいを出すひとびとで、道路にコートやミニダンプ、スコップの鮮やかな色の花が咲いている。黙々と作業をする人々を尻目に、どんどんどんどん雪が落ちてくる。ぼーっと突っ立っていると、見る間に雪だるまになれる。

まあ、こんな天候であったので、だらだらと昼頃まで事務所にいたおさぼりーずたちは、横着にも向かいのお弁当屋さんに電話をかけて人数分の弁当を注文して届けてもらった。作りたてほやほやの弁当は美味い。冷たくなった弁当も嫌いではないのだが、冬はやはりほかほかに限る。今日のお茶はプーアール。食後によく合うなあと湯気を顎にあてながら、ほんわりしてみた。目の前の山積みになった仕事からは明らかな現実逃避である。今日も、そんな一日だった。
頼んでいたお茶が届いた! 
ぱんだはMPが回復した!

あまりに仕事が忙しくてまだHPは回復してないぱんだ。残業だらけで死にそうなぱんだ。ランチもまともに取れないぱんだ。アクセス解析で「ぱんだ 名前の由来」で飛んできたひとがいて驚いた。とりあえず私の名前の由来を探していたわけではないと確信する。私はぱんだですが何か。

それはさておき、先日注文していた中国茶が届いたのだ。花茶を2種類と(極上品のようなので楽しみ過ぎる)、初めて黄茶を買ってみたり。飲みやすいらしいので、まあいいかなと。明日か明後日あたり早速試飲するつもりだ。買ったばかりの茶器で淹れよう。そうすれば限界まで減りつつあるHPもきっと回復するはずだ。

明日を乗りきるために誰か私にケアルガをかけてくれないか…。

バルト海の復讐

2005年1月16日 読書
海の男の話が大好きだ。久々にこのひとの本を読んだ。銀英伝がバイブルな私だが、アルスラーンの新作は結局2004年に出なかったが一体どうなっているのだろう…。

本当にストレートに海と仲間と裏切りと再生の話で、甘さはなくこれはこれで小気味よくてよいと思う。もう少し主人公に男っぽさがほしかったかな。でもこの時代のこの部分に焦点を置いた話は初めて読んだので、とても興味深かった。ある意味田中芳樹らしい。

さて、センセイ。次はアレとかソレとかドレとかの続き出してみませんか、ね…。

ISBN:4334075886 新書 田中 芳樹 光文社 2004/11/18 ¥820
ふた付きストレーナー付きのマグカップを買った。写真のものではないのだが、ストロベリーの柄のものを買った。ウェッジウッドのワイルドストロベリーの柄に似てるかな? とても可愛くて軽くて持ちやすい。昨日から早速使い始めた。やっぱり蓋があると冷めにくいし、香りも逃げなくてgood。

一緒にガラスのふたとストレーナー付のマグも買った。こちらでは綺麗な花びら入りの紅茶を淹れてみた。とても綺麗だったのでうっとり眺めていたら抽出時間を過ぎて、苦い紅茶になってしまった…アホだ。

いろいろ買ったのは、最寄りの駅にある某所の食器売り場がセール中だったからだ。嘘みたいに安かった。明日はガラスのポットを買いに行こう。まだあるといいなあ。
結局怒涛の勢いで最新刊まで揃えてしまった……。これ、12月に発行されていたので、発売日に買えばクリスマスで丁度タイムリーだったのだけれど。今回もまた連続殺人事件が起こり、それはクリスマスに関連しているのだが、捜査に没頭しつつもロークと初めて迎えるクリスマスに戸惑い揺れるイヴの心理描写も見どころであると思う。

イヴに段々と大事なひとが増えてきた。ロークは勿論のこと、親友のメイヴィス、先輩のフィーニー、部下であり友人でもあるピーボディ、どちらかといえば敵対してしまいそうな立場のキャスターであるナディーン、ドクターマイラ……。クリスマスは夫だけでなく、親しい人々にもプレゼントを贈る。ずっとひとりきりで生きてきたイヴは、彼らにプレゼントを選ぶということに戸惑いと困惑を感じる。それでも、彼女は一生懸命彼らにプレゼントを選ぼうとする。ナディーンに「あなたにプレゼントを贈るべきだと思う?」と問いかけたイヴは多分きっと最高に人間らしく可愛かっただろう。「もちろんよ」と答えたナディーンの笑みがそれを物語っている。

過去の傷から、ずっとかたくなに自分の殻に閉じこもり続けた敏腕女警部補も、ようやく最愛のロークの前では素直になることを許し始めたようだ。それでも仕事に関しては絶対に譲らず、倒れる一歩手前まで無理を重ねることをやめない。それを止めることが出来るのはただひとりロークだけだ。大富豪の愛情の大きさはその財産に比例するのか? と言いたくなる程彼の愛はなんというかものすごい。イヴ専用のセンサーで彼は今日も見えないところからも彼女を支え続けている。


ISBN:4789724441 文庫 J・D・ロブ 青木 悦子 ソニー・マガジンズ 2004/12 ¥840

正夢

2005年1月12日 音楽
妹に勧められて、久々に聴いたスピッツ。いい意味で変わらないでいてくれてとても嬉しい。ほわあっと心がやわらかく丸くなるメロディーは秋とか冬によく似合うなあと思う。出先の有線放送などでかかってもすぐにわかるヴォーカルの独特の声。疲れているときに聴くと、リラックスできてとてもいい。私の中のスピッツはチェリーあたりで足踏みしていたのだけれど、慌てて去年出たアルバムをゲットしてきた。週末にでもゆっくり聴いて味わおうと思う。

それにしても忙しいなあ。明日は資格試験の日。……実を言うとすっからかんに忘れていた…もう駄目だ……。また数ヶ月後に受け直しだ。ああ試験代勿体無い。どう考えても一夜漬けでは受かりっこないので、今夜は諦めて睡眠をとろう。

スピッツ 草野正宗 亀田誠治 CD ユニバーサルミュージック 2004/11/10 ¥1,050正夢
リコリス ※〈デジパック仕様〉

Open Up

2005年1月11日 音楽
ご存知の方もいらっしゃるかな? これはちょっと前のネスカフェのCMソング。ちょっと大人っぽい落ちついたメロディーのナンバーで、薫り高いコーヒーとよく合う。実はこの曲をずっとずっと探していたのだが、タイトルも歌っているひとの名前も知らず、調べようがなくて長いこと放置していた。それが、ふらりと回ったブログで偶然タイトルと歌手を知ってとても嬉しかったのを覚えている。インターネットってすごいなあと子供みたいに喜んだ。そういうのって、よくある。

今は、いろんなブログを読んで、美味しいお茶や面白い本やいい音楽を見つけては喜ぶ毎日。……しかしネットは魔物でもあり……自宅に仕事を持ち帰っても仕事にならない。誘惑はいつもあまくやさしく忍び寄って来る。ひややかな視線の締切をその背に引き連れて。


五島良子 PROJECT N 内藤慎也 吉弘知鶴子 CD ポリスター 1999/07/01 ¥1,200OPEN UP
RONNIE
OPEN UP(インストゥルメンタル)

1991 HANAMIZUKI

2005年1月10日 茶道楽
写真はハナミズキ模様のカフェオレボウルだが、今日のレビューは「1991 HANAMIZUKI」という名前のブレンドの紅茶だったり。
ダージリンとセイロンティーをベースに色とりどりの花をブレンド。アップルとキャラメルのフレーバーは当店?1の香り。

先月、差し入れでいただいたものなのだが、ようやく賞味。茨城にある「花水木」という名前の紅茶専門店で売られているオリジナルブレンドだ。開封した途端、ふわりと甘くやさしい花の香りがする。ダージリンとセイロンの茶葉の間に赤や青の綺麗な花びらがブレンドされている。見る楽しみもある紅茶だ。……ガラスのポット……(早く買ったら)。

アップルとキャラメルで仄かに甘く味付けしてあるが、香り高く綺麗な赤い色の紅茶で、スタンダードな好みのひとにもオススメできそう。じっくりと味わって飲んだ。冬の寒い日に心の底からあたたまる一杯のお茶だ。

他に同じ店の「NOEL 2004」というクリスマス限定のお茶と、「WINTER BLEND」という冬のお茶をいただいたので、そのうち飲んでみようと思う。今年はお茶的楽しみがいっぱいだ。
無料お試し紅茶の最後の1種類。綺麗な名前だなあ。実はこのブレンドの名前に惹かれてお試しセットを申し込んだのだった。袋から取り出すと、かなり香りの高い茶葉だったのでミルクティーにしてみる。ミルクを入れても香りは落ちなかった。あまいあまーい香り。

セイロンがベースで、パッションフルーツ、メロン、サワーサップ、ピーチのブレンドらしいのだが、ひとくち含んで味わってみると一番強いのはピーチかな? それとパッションフルーツ。メロンがそれらの強い味を幾分なめらかにしている感じ。ストレートでは少しフレーバーがきつ過ぎるかな?

さて、お試し紅茶を飲み切ってしまったので明日は何を飲もうかな。東方美人は仕事が忙しくてまだ買いに行けていない…。
友人にすすめられて読み始めたシリーズ。ロマンチックサスペンスとでも言おうか。一応ミステリージャンルなのだが、この主人公であるイブとロークの恋愛にもかなりの比重を置いている。ちなみにこの作者であるJ・D・ロブは、ロマンチックサスペンスの女王ノーラ・ロバーツの別名だ。(…さっき寝惚けててリンダ・ハワードって書いてた…馬鹿過ぎ)。

何がすごいってロークだ。なんというか、女なら惚れないわけがないだろうと言わんばかりのあらゆる長所を兼ね備えた青年実業家で、シリーズ第5巻にあたるこの本では既にイブと結婚しているのだが、最初の3巻ではあらゆる手段と手管とを用いてイブをおとしにかかる。その恋愛テクニックや目を瞠らんばかりである。ちなみにこのふたり、絵に描いたような一目惚れをしていた…。

ミステリーよりこのふたりの華麗な恋愛模様とその後のいちゃいちゃぶりが気になって仕方ないシリーズである。今日、K書店ではかなり上位のランクにこのシリーズが入っていて驚いたが、読んで納得。恋愛や結婚に夢をいだいていない私のような世代でも(え。)夢が見られる綺麗な恋模様だ。ミステリーもおざなりではなく、なかなか本格的で面白いと思う。惜しむらくはこの単価の高さよ……現在7巻まで出ているが平均価格は多分800円くらい……貧乏人にはきつい。

母と妹がのどかに生まれてくる子の予定日について話していた頃(結局同じ8月だけど私より20日ほど早い誕生日の予定。私と同じ日にならなくて本当によかったと大変失礼なことをふたりが話していた頃)、私は雪がどかどか降る中、市内の某所で迷子になっていた……。いい年して迷子って。まいごって……。でもかなり本気でぱにくっていた。ここはどこわたしはだれ。夜の迷子は方向感覚が狂うので更に悪化する危険性がある。まったくもって(私限定の)迷路だった。明日から連休でよかった。でなければ仕事を休んでしまいそうな勢いのものすごい疲労…。おやすみなさい。

ISBN:4789723003 文庫 J・D・ロブ 小林 浩子訳 ソニーマガジンズ 2004/06 ¥819
昨日に引き続き、無料でいただいた紅茶の試飲を。昨日のフルーツ・ノエルよりもっとフルーティ。トワイニングのレディグレイの香りに味をあれよりもっとフルーティにした感じ。香りがすごくいいのだ。ロンドンのクリスマスは寒くて白くてロマンティックなイメージがあるけど、こんな風に甘かったりするのかな? クリスマスで一番憧れているのはドイツのクリスマス市。一生に一度でいいから行ってみたい。年甲斐もなくレープクーヘンを買ってホットワインを飲みながら、小さなメリーゴーランドを眺めるのだ。

ところで、最近お茶ログばっかりだ。本を読む暇がー(一応メインは読書で次いで映画のブログの筈なのだがまあいい)。それと冬なので、あたたかいお茶を飲みまくる季節だから。夏はあんまりお茶のブログがないような気がする。でも冷たいお茶も大好きなので…結局ここは私の好きなものブログなんだろう。ま、それでいいか。

この週末の連休では何冊か本が読めるかな。いや、読んではいるのだけど前に読んだ本を繰り返し読んでいるものだからブログにならない…。映画は今小休止。試写会のチケット当たらないかなあ(どうやら金欠らしい)。「オペラ座の怪人」が観たいのだ。昔、劇団四季のミュージカルを観たのだが、あれに勝るとも劣らない迫力があるそうでどきどき…。オペラ座の怪人は、切なくてやさしくてかなしい大好きな話だ。
無料でお試しさせてくれるというので申し込んでいた紅茶が届いた。3種類あるうちのひとつを早速試飲。

フレーバーティはこの豊かな香りが素敵だなあと思う。実を言うと、フレーバーティは苦手な部類に入るのだが、これは結構美味しかった。香りが強い割には味に癖がなくて飲みやすい。クリスマスの紅茶らしい。確かに合うかも。あと2種類あるので今夜にでも飲もうかな?

今日は寒かった。とてつもなく寒かった。風が強いせいで、吹雪まくっていたせいで、体感温度が下がる下がる…。今月はビンボー人のため、行きたいカフェを素通りしまくって、経費節約ドトールに飛び込んでホットティーを飲んだ。んーあったまる! 明日も寒いのかなあ…。

ハナミズキ

2005年1月4日 音楽
君と好きな人が百年続きますように

一青窈のお気に入りのナンバー。やさしい気持ちになれる気がするので、とげとげしているときによく効く私の処方箋。このひとの声にぴったりの歌だと思う。甘過ぎず辛過ぎず、さらりと少し切ない歌が歌えるのはこのひとならでは。

昨日は仕事始めで更に新年会だったので、午前様。近くに出来たばかりの温泉施設で新年会。きれいで入りやすいところだった。なかなかこういうときでないと行かないので、いい機会だったかも。ただ、地下鉄の駅から無料送迎バスとか出した方がいいんじゃないかなあ。歩ける距離ではないので、タクシーを使っている客が随分いたように思う。私は行きも帰りも同僚の車だったので問題ないが(帰りはアルコールが入っているので、同僚の旦那が迎えに来てくれた)。

それにしても眠いなあ。まだまだお休みまでは日数があるのに(仕事始めで何を言う)。

一青窈 武部聡志 CD コロムビアミュージックエンタテインメント 2004/02/11 ¥1,050ハナミズキ
年年歳歳
ハナミズキ(instrumental)
ピアノとストリングスを中心としたじんわりと温かいサウンド・メイキングを採用した、バラード・ナンバー

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