新しく出た文庫版を買って読んだが、単行本の方が写真入りで雰囲気出てたかなとも思う。カフェは私にとってもなくてはならないもののひとつだ。日々の生活の中でだれてしまいがちなとき、そんな時間に疲れたときにカフェは欠かせない。大勢の中にいることも平気だが、基本的に属性は孤独を好む私にとって、一日の中で少しでもひとりきりの時間があるということはとても大切なことなのだった。カフェはその点うってつけである。微かなざわめきの中、そのくせ何にも邪魔されない空間がある。不思議としか言いようがないが、カフェには人の気配と孤独との両方を共有できるスペースがあるのだ。

カフェに私は必ず本を持ち込む。それは著者と同じ。お気に入りのカフェがあって、その中でお気に入りの席がある。そこが埋まっていると少し哀しい。お気に入りのスペースで読む本と、そうでない席で読む本は違ったりする。気持ちの問題なのだが、よりゆとりのあるときに読む本は大抵雑誌だったりする。雑誌は完全に区切られた空間でリラックスして読みたいと考えている。本は、微かに立てることで他のひとからはまったく見えないから、隣とくっついたような席でも気にしないで読める。それなりにリラックスもしている。だが、雑誌はテーブルの上に開ききってしまうので、出来れば視線が遮られるスペースが望ましい。

そんな個人的な思いを改めて認識させてくれる本だった。そう言えば私はこうだった、私もこうしている、などと新しい発見や共感の中でいつのまにか微笑んでいる自分に気が付く。

ISBN:4569663710 文庫 広瀬 裕子 PHP研究所 2005/06 ¥600
友人がこの一連のシリーズを揃えていて、借り読み。まだ小説の最新刊には手をつけていない。楽しみ。垣野内さんの絵はとても繊細だが、涼子のようなパワフル美女を描いても、不思議とよく合う。ミレディは今日も美人。今日もゴーイングマイウェイ。そのくせ恋はひそやかで(相手が鈍過ぎるという話もあるが)、懐に入れた人間に対しては意外に情が深かったりするところもいい。田中芳樹氏のキャラクターだなとしみじみ。

小説の中でも十分過ぎるくらい元気で魅力たっぷりのドラよけお涼さんだが、コミックになると更に心地よいテンポとそのスピーディーさが加わる。しかしヴァンパイアを長く描き続ける著者が、ドラキュラもよけて通るような女性を描いていることに、ほのかなおかしみを感じる。

ISBN:4063492036 コミック 垣野内 成美 講談社 2005/05/23 ¥580
最近何気にこういう入浴剤が流行っているような気が…。中から出てくるというヤツ。その中でも一番気になったのがコレ。DASH村の村長もどきが出て来るらしい。あひる好き。あひる癒される。本物のあひるは結構うるさいが(経験済。←田舎者)。

月曜日からお疲れモード。平日にあまりここを更新できないのは、脳内の殆どを仕事に奪われているからだったり。ここに仕事は持ち込みたくないので(あくまでのほほんとしていたい。せめてここだけでも)、必然的に更新は週末が多いのだった…眠い。

そう言えばこの週末あたりから、札幌は花火大会だったはず。街でも浴衣のバーゲンが目立つ。それにしても私がこどもだった頃から比べると、随分浴衣も変わったものだなあ。現代的でいいと言えばそうだけど、古き良き何かが消えてしまったような気がしないでもない…まあ、形はどうあれ浴衣文化が再燃しているということはいいことだと思うのだけど。ブランドの浴衣って言われてもぴんと来ないのだった。

浴衣は朝顔の柄が一番好き。私の浴衣はもう何年も袖を通されていないが、白地に紺の朝顔だったような気がする。浴衣は好きだ。扇子も大好き。扇子は京都清水寺で高校の修学旅行のときに買ったものを今も大事に使っている。未だにいい香りがする扇子で本物はやっぱり違うなあとしみじみ思うのだった。ああ、もう一度京都に行きたい。
友人に教えてもらってすっかりハマッてしまった雑誌。クウネル。こんな雑誌があったなんて知らなかった! ナチュラルなスローライフばんざいと唱えたくなること請け合いだ。こういう雑誌は、お気に入りのカフェで少しけだるい午後なんかに、美味しいコーヒーを飲みながらめくっていくのが最高に似合うと思う。

大好きな江國香織と、その妹さんの往復書簡が連載されていたり、吉本ばなながエッセイ書いてたり、川上弘美が短くて素敵な小説を載せていたりする。何より記事になっているひとつひとつの物や事柄があまりに素朴でやさしくてあたたかい。いいなあ、こういう暮らしがいい。夢に見る憧れが結晶になっている。

ISBN:B0007XME22 − マガジンハウス 2005/03/19 ¥680
久々にコミックのレビューを。2巻と3巻を友に借りてまとめ読みした。基本的にクリエイターがメインの話が大好きだ。物を生み出す力の計り知れなさ、可能性の大きさが読んでいてとても心地よいのだ。少女漫画ゆえに時折びっくりする程の甘さはあるものの、テンポがよくてキャラクターの明るさが救いになっていると思う。

ドレスメーカーは一見華やかだが、その実、裏側は本当に戦場だ。納期や締切という言葉に過剰反応してしまうのはなんというか職業病に近いかも…。常に新しいものを生み出していくわけだから、行き詰まることも多々ある。その苦しみはクリエイターたったひとりのもので、悩みの深さをわかってくれるひとはそばにいるかもしれないが、それを共有し分かち合うことは出来ない。

だからこその出来あがったときの感動と爽快感なのだろうけど、まったく他人事ではない。それゆえに、現実よりずっと夢があり、やさしさと明るさの詰まったこのストーリーを追いかけてみたくなるのだろう。

ISBN:4592181638 コミック 日高 万里 白泉社 2005/04/19 ¥410

ところで今日は、これを借りた友人の家に遊びに行ってきた。このところの札幌及び近郊はとても涼しい。むしろ寒い。バスの窓からいちご狩りをする人々の姿が見えたが、何だか寒そうだった…。と思っていたら、友人の家に着いた早々に庭に案内される。そこで初めて目にしたものは、たわわに実るハスカップの実! 一見ブルーベリーにも似ているのだが、あれより粒が小さくかわいらしい。もう散々摘み取って冷蔵庫に大量にしまってあるのだが、まだまだこんなにあるとうんざりしながら友はハスカップの茂みを指差した。なるほど、大量の実がなっている。

そこで何故かハスカップ狩り開始〜。私と同行の友人のふたりは、にこにこ顔の友からボウルを手渡された。興味津々、小さな実に手を伸ばすと、驚くほど簡単にてのひらに落ちてくる。気をつけないと手の中で潰れてしまうのだが、その果汁は鮮やかな赤。黙々と実を取り続けると、あっという間にボウルいっぱいの実が取れた。それでも茂みのハスカップはまだまだあった…。

そんなに時間が経ったようには思っていなかったのだが、気が付けば1時間が経過しており、身体を起こしたときには思いっきり腰痛だった…。取った実はお土産にいただいてきた。帰宅して家族に見せると、やっぱり同じように「ブルーベリー…??」という反応が。ハスカップだと言うと、初めて見た!と興奮している。どうでもいいがハスカップは北海道の名産だ。ハスカップのお酒やお菓子なんかもたくさん売られていて、どちらも口にしたことがある。なのに道産子そろって誰も生の実を知らないとは…。

明日、早速ハスカップ酒を作り、1月後には漬かった実を使ってジャムを作る予定。とても楽しみだ。
彼女の本を読むのはこれが2冊目。1冊目があまりにぴったりとわたしにフィットしたがために、多分この本の印象が薄いのだと思う。詩集ではないけれど、それに近いくらいに言葉が少ない。というより言葉が薄い? 「お日さまのテーブル」みたいに、心にすんなりと浮かぶ絵があるわけではないので、入り込みにくかった。元々なんというか、この手の恋愛(もしくはライフ?)指南書のようなものをひどく苦手にしているせいかもしれないが。あまり共感はしなかった。

言いたいことはよくわかるのだけど、こういうことはもっとさりげなく、まったく別のモチーフを重ねてみるともっといいのではないかな。押し付けがましくなく、きっとやわらかく気持ちにとけ込んだと思うのだが。あと、正直もう少し頭使った文章にしてほしいかな。誰にでもわかりやすいというのと、文章が平易で個性がないというのはまったく別物だと思うので。

まあしあわせはひとの数だけかたちがあるわけだから、こういう主張もありだよねえと思わないでもない。時折いいなと思うような章もないわけではないし。

似たタイトルだが「ハッピーライフ カタログ」だと成功しているような気がする。主題はあまり表に出し過ぎない方が、どうやら私の好みのようだ。何だか今日は辛口で申し訳ない。でも多分このひとの好みは私と似ているのだ。なので同属嫌悪に近いのかも…?


ISBN:4479761063 単行本(ソフトカバー) 廣瀬 裕子 大和書房 2000/09 ¥1,260
先日、廣瀬裕子さんの本を探しにブックオフへ行ったとき、105円で売られていたので飛びついて買ってみた本。女性向のメルマガに連載されていたものを1冊にまとめたらしい。著者が選ぶ世界の最高のホテルたちを彩るのは、素敵な写真たちとリアルなエッセイだ。わかりやすくそしてエモーショナルな表現で、ひとつひとつ丁寧に紹介されている。

仕事や諸事情でなかなか遠方、長期の旅行には行けないわたしだが、こういった本を読むことでいとも簡単に世界を飛び回れる。周囲から次第に絵が消え、音が消えして、いつのまにかそこは自分だけのリトル・スペースに変わっている。そこではすべてが自分の思いどおりの色をつけ、鮮やかな想像の翼と共にパラレルワールドを展開する。本によって提供されるのは、ほんの少しのリアル。だが、それだけでたやすく憧れの世界に飛んでいけるのなら、その本はとてもレベルが高いのだと思う。

どれもこれもうっとりするような素敵な魅惑のホテルばかりだったが、その中でも一際目を惹いたのが、アメリカ、マサチューセッツ州のレノックスにある「ウィートレー」というホテル。レナード・バーンスタインやヨーヨー・マもこのホテルを愛しているという。更にこのホテルから歩いて『タングルウッド音楽祭』へ行けるというのだから垂涎ものだ。

タングルウッド音楽祭とは、毎年7月から9月にかけて行われる音楽祭で、ボストン交響楽団が参加する。ご存知の方も多いと思うが、ボストン交響楽団と言えば、かの偉大なる、そして親愛なる指揮者小沢征爾。彼は第13代ボストン交響楽団音楽監督である。前述の音楽祭の芸術監督もやっていたらしい。素晴らしいホテルと、静かな森と、そして愛する音楽。他に何が必要だというのだろう。一生に一度の贅沢にふさわしいホテルだ。

ISBN:4835609492 単行本 松沢 壱子 ぴあ 2004/08 ¥1,890

目がちかちかするので、レスなどはまた後日。メッセやトラックバック、それにリンクをありがとうございます。
著者は紅茶の有名店アフタヌーンティのサイトでコラムを書いていて、彼女の本が読みたいと思ったきっかけもそれだった。短くまとめられたひとつひとつの章はありふれた言葉で綴られている。技巧や難しいものは何ひとつなくて、それでも読んでいて過ぎてゆく時間を心地良いと思わせる、それこそが彼女の文章の持つテクニックなのだろう。

この本は、彼女がおすすめの美味しいものたちについてが、春夏秋冬に分けて丁寧に紹介されている。写真も言葉のひとつひとつも、一刺し一刺し手で紡がれた刺繍のようなあたたかな柔らかみと生きている実感にあふれている。いつのまにか、彼女の生活の中に取り込まれてしまっている自分を知る。良いものを風評などに惑わされずに選びぬく目と鼻と舌は、美味しいものに対するレーダーの鋭さに比例している。

どれもこれも美味しそうだったが、特に惹かれたのはアプリコットのケーキと山森の紅茶(日本紅茶なんですって)、それとマーマレードかな。「わー美味しそう!」とほころぶ顔にはしあわせがひっそりひそんでいる。

ISBN:4789725049 単行本 廣瀬裕子 ソニー・マガジンズ 2005/03 ¥1,050
新鮮なグリーンレモンの香りと涼風のように爽やかなレモングラスを緑茶にブレンドした夏季限定の新作。みずみずしく爽やかな香りは、まるで初恋の思い出のよう。冷茶でお楽しみください。

レピシエのこの夏の新作。要はレモン味の緑茶というわけ。でも緑茶好きさんにはどうかな…。殆どレモン。レモンティーみたいな感じ。これは水出しで淹れ、小ぶりのガラスの茶杯に氷を浮かべてうんと冷たくして飲むのがいい。個人的にはやや薄めに淹れた方が緑茶とレモンの相性のよさがわかっていいと思う。レモンの爽やかさが夏の暑いときにはよく効く。ヒットだったなあ。ものすごい勢いで茶葉が減ってゆく。これは近々追加を購入しなくては。

春の限定のお茶だったさくらのウーロン茶もあっという間になくなってしまったのだが、買いに行きそびれて悲しい思いをした。明日は予定どおりだと些少なボーナスが入っている筈だから、レピシエまで足を伸ばしてみようかと思う。

問題は明日、大雨らしい…のだが…。さてどうしたものか。

ちなみに写真のケーキはこのお茶に合いそうなものを選んでみた。お茶が薄めでさっぱりしているので、こういうケーキいいかも。でもとっておきのお気に入りのお茶を飲んでいるときは、案外お茶請けなどいらないものだ。お茶だけで豊かに満たされた気分になって、小さく好きな音楽をかけながらインテリアや雑貨の雑誌をめくれば、この上なくしあわせになれる。小さいけれど、確実で心にうるおいを与える、そんなしあわせ。
今年の5月に買ったCD。実を言うとBoAをちゃんと聴くのはこれが初めてだった。前々から気にはなっていたのだが、欲しいアルバムがたくさんあってついつい後回しになっていた感じ。今回はベストアルバムということで思いきって買ってみた。

彼女の低めで力のある声に、アップテンポでノリのいいリズムはとてもよく合っている。それでいて時々すごくキュートだったり、シャープだったりもして、様々に変わる色が聴く耳を飽きさせない。梅雨も弾き飛ばしてしまいそうな彼女の力には素直にすごいと思える。(尤も北海道には梅雨はないが)

BoA CD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2005/02/02 ¥3,900
LISTEN TO MY HEART ID;Peace B Amazing Kiss 気持ちはつたわる Every Heart-ミンナノキモチ- VALENTI 奇蹟 NO.1 JEWEL SONG Shine We Are! DOUBLE Rock With You QUINCY コノヨノシルシ メリクリ
BoA w/z SOUL’d OUT /LA・LA・LA LOVE SONG (ボーナストラック)

昨日は、早速夏のバーゲンに行ってみた。
さすがにすごい人出。ステラの前ではうちわを配っていて私ももらったが、いつもポスターなどによく出て来るキャラクター?の可愛い犬がついた青いうちわだ。柄のところはどうやらいろんな色があるようなのだが、私がもらったのは赤いうちわ。青と赤が鮮やかに対比していてすごくいい感じ。涼しそう。

例に洩れず暑かったので、早速もらったうちわでぱたぱた仰ぎながらたくさんのショップを覗く。コムサで安くて可愛いチュニック発見! 早速お買い上げ。一緒に薄手でベージュのカーディガンを買う。こないだ買ったばかりのキャミによく合いそう。嬉しい嬉しい。

他にも友人にサンダルを見たてたり(すごく高価そうなデザインなのに嘘みたいに安かった!)、掘り出し物のスカートをゲットしたり、Tシャツがタイムバーゲンで300円(!!!)で買えたりなんかして、疲れてきたのでニューヨークカフェでランチ。チキンのサンドとミニショコラパフェを頼む。どちらも顔がほころぶ程美味しい。にこにこだ。窓から外を眺めれば、同じようにバーゲンに来たらしい人々の群れがある。

真夏の格好をしている子もいれば、長袖を着ている子もいる。札幌でキャミ一枚はものすごーく目立つのだ。東京ならどんな色、どんな格好をしていても目立ちはしないが(ピンハもゴスロリも普通にいるし)、札幌は色鮮やかなシャツを着ているだけでも異様に目立つのだった。ちょっと前にピーコさんが、札幌の子はおしゃれだけど少し地味みたいなことを言っていたけど、そのとおりだと思う。無難なベージュや白や黒、茶色なんかが多い。夏なんだからもうちょっといろんな色の服が見たいけどなあ。

それからもう一度お店を回る。友人はキャミを2枚とクロプトパンツ、それに素敵なピンクのバッグを買っていた。私も小さなショルダーバッグをひとつ購入。ふたりでなんだかすごい荷物になっていたが、お互い欲しいものが手に入ったのですごい笑顔。

段々暑くなってきた。ヴィドフランスで休憩。カフェオレを飲んでほっとひと息。今度はアフタヌーンティに行こう。サイトで見たデザートはどれもものすごく美味しそうだった、そして新作のケーキを食べてほっこりするのだ。

そんな約束をして昨日は別れた。

帰宅してから、通りすがりのレピシエで買ったこの夏新作のお茶を水出して淹れておいた。今日になって注いで飲んでみたら、ものすごく美味しい! 試飲させてもらってすぐ気に入って、店員さんに「これ下さい」というと、本当に嬉しそうな顔をして「はい!」とすぐに包んでくれたのを思い出した。きっと彼女もこれがお勧めだったんだろうな。

そして初めてこのお茶の名前を見た。

「はつこい」

目が点になった(笑)。こんな恥ずかしい名前のついたお茶だったのか。しかしレモン=初恋の安易な流れはどうなんだろう。美味しいのでいいんだけれど。

>モカさま
リンクさせていただきました。「世界の車窓から」はわたしも大好きです。

KAELA 木村カエラ

2005年7月2日 音楽
このアルバムには入っていないが、これを買おうと思ったきっかけは、多分大抵のひとが一度は聴いたに違いない、某ケイタイのCM曲「リルラリルハ」。かわいくって元気があって明るくって大好き。

雑誌「SEVENTEEN」のモデルさんだったのだなあ。そう言われればモデル系か。この雑誌は私が17歳だった当時もよく売れていた(何年前だとか聞かないように)。友達が買ったのを回して見せてもらったりしていたなあと懐かしく思う。

このアルバムも彼女のかわいらしさと元気のよさとがたっぷり詰まった一枚で、夏の暑いときなんかに鬱陶しさを吹き飛ばしてくれると思う。これから大活躍だな。

木村カエラ 武藤星児 animo 會田茂一 CD コロムビアミュージックエンタテインメント 2004/12/08 ¥2,500
Untie (album take)
You know you love me?
あの頃
happiness!!!
INVENTOR
D.T.S.
Level 42 (album take)

Because
weak
What ever are you looking for? (album take)
sola
雑誌「SEVEN TEEN」の専属モデルとして10代の女の子から絶大な支持を集める木村カエラによる、1stフルアルバム。…と説明しちゃうと「はいはい、企画モノでしょ?」と片づけちゃう人がいるかもしれない。でもちょっと待ってほしい。それから1曲目の「unite」だけでもいいから聴いてみてほしい。ザックザックと打ち鳴らされるギター、骨太…
福山雅治は別に苦手な歌はなくてどれも好きなのだが、このひとのすごいところはアップテンポもバラードも一級品なところだ。「桜坂」や「IT’S ONLY LOVE」のようなやわらかくやさしく、いつまでも余韻が心を包むようなバラードもあれば、「HELLO」や「RED X BLUE」のように元気が良くノリのいいアップテンポもある。彼の歌を聞き始めてもう10年以上経つが、歌も本人も若々しいままで「永遠の少年」っぽさが魅力だと思う。

一番最初に聴いたのは「MELODY」…だったかも。もっと前か? いずれにせよ「お姉ちゃん聴いて聴いて!」と眼を輝かせて飛んできた妹も再来月子供を産むくらいだから……まあそのくらいの時間だ(遠い目)。

このアルバムの中では「SQUALL」が特に好きで、よくリピートをかけていた。ささくれだった神経にやわらかなシフォンをかけてくれるような、やさしく甘い彼の声が雨のようにいつまでも心に降り続ける。

福山雅治 松本晃彦 森英治 小原礼 佐橋佳幸 斎藤誠 CD BMGファンハウス 2003/08/27 ¥3,059
Good night
Girl
雨のメインストリート (’95 Style)
Hold on Me
恋人
IT’S ONLY LOVE
Good Luck
GLOAMING WAY
Dear
ぼくの朝
そのままで…
you
遠い旅
巻き戻した夏
Squall
福山雅治が自らの“SLOW”ナンバーを選曲したベスト・セレクション・アルバム。
ミュージックバトンで入れられなかった大好き音楽を暫くレビューしてみようかと思う。今日はまずDo As Infinityで。

写真は最新アルバムで勿論持っているが、最愛の一曲は「Desire」。化粧品か何かのCMソングにもなったのでご存知の方も多いと思う。私はこの一曲に心臓打ち抜かれてみた…。不可思議でどこかエキゾチックなイントロからドカンとくるフレーズ。枯れた草に火がついて一気に燃え盛るようにゴーッと深く熱く焼き尽くされる。こういう恋愛をしていたときもあったなあとしみじみ思う時点で、若人としてどうかと思うが如何に。

冗談はさておき、これも繰り返し繰り返し聴いた歌だ。悲しくて切なくてどうしようもなくて、叫びたいのに叫べないときによくこの歌を聴いた。どんなに地の底まで落ちても多分、私のDesireは消えてなくなったりしないと。

Do As Infinity CD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2005/02/16 ¥3,059
For the future
Blue
BE FREE
楽園
Ever..
one flesh
ROBOT
夜鷹の夢
Ultimate G.V
Need your love
菜ノ花畑
あら? ジャケットの画像が出ませんよ。なんでですかあまぞーねすよ。まだ新しいのだが…。

えーと、今、流行りのバトンを受け取ってみた。手渡してくれたひとはここの住人ではないのだが、あっちで返事をすると面倒なのでこちらで許しておくれー。

★Total volume of music files on my computer……コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

パソコン自体が容量少ないので、音楽ファイルの量もたいしたことなし。元々コンポで聴くタイプ。それでもまあ100MBくらいはあるんだろうか。多分。――と思ったら7GBあった…いつのまにこんなに…(PCじゃ殆ど聴いてないのに)

★Song playing right now……今聞いている曲

EXILEのHERO。見た目に反してなんというか結構透明感のある声が好きだ。押し付けがましくなく、疲れているときに部屋で流していても心地よい。

★The last CD I bought ……最後に買ったCD

……どれだ…? ポルノグラフィティの「THUMP3」とaikoの「夢の中のまっすぐな道」が多分同時期かと。

★Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me ……よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

5、5曲だけ…。難しい…。ジャンルを邦楽に絞る…。洋楽やらクラシックやらその他もろもろを入れるとあり過ぎてわけわからんです。

 ・「高貴な城」 平沢進
 人生観そのものを一度叩き壊される程の衝撃を受けた一曲。自分はあまりに小さ過ぎると思った。泣き叫んでも聞こえない声がある。悲劇を美辞麗句で上書きするな。巨匠の名は彼の人に謹んでささげたい。「賢者のプロペラ」は秀逸過ぎるアルバム。この曲と同じくらい「ロタティオン」も好きだ。千年の純粋な美しい恋の歌。

 ・「アゲハ蝶」 ポルノグラフィティ
ポルグラにハマッたきっかけは「アポロ」だが、のめり込んだのはこの曲が引鉄。メロディラインと詞とかあまりに深く結び付いていて、まるで映画のようにそのストーリーが鮮やかに蘇る。そのせつなさと共に忘れられない歌だ。彼らの楽曲の中では未だにこの曲が一番だ。いや他にも好きな歌はたくさんあるけれどね。アルバムはファーストが一番好き。

 ・「君が愛を語れ」 ASKA
 散々悩んで最愛のアーティストの一曲はこれにしてみた。彼の歌はどれも好き過ぎて選びようがないんだが実際。あまり知られていないだろう名曲を選んでみる。対等であれと願うこの関係に強い憧憬を感じる。片方が倒れたらもう片方がそれを支えるのは当たり前。男女とかそんな性別なんか関係ない。同じ人間で、ただそれだけ。ソロアルバムの中では「SCENE?」が最愛。

 ・「TONIGHT」 B’Z
 数多い彼らの歌の中でも間違いなくこの曲を聴いた回数が一番多い。稲葉氏の声の違った魅力をこれでもかというくらい突き付けられた歌。B’Zではアップテンポを好む私だが、これぞという一曲がバラードになるのが不思議なようでもありなんとなく必然のようでもあり…。アルバムでは「IN THE LIFE」が最愛。これはもう悩むまでもなく即決で。

 ・「infection」 鬼束ちひろ
 最後の一曲はこれ。いや5曲だけってつらい…つら過ぎ…。まだ深い思い入れのある歌は山ほどあるんですが人生長いだけに(笑)! それはともかく、落ち込んだときによく聴く歌ということでこれを。反面教師ではないが、自分は弱いと突き付けられることで反って「何をー!」とテンションを上げてみる…。鬼束ちひろの歌い方がまたすごくいい。アルバムなら「インソムニア」。

 という感じでした。

★Five people to whom I’ll be passing the baton are……バトンを回す5人

バトンは特に名指しで回しませんが、興味を持たれた方は是非ご回答あれ。もろにその人物のカラーが出て面白いと思います…。


ポルノグラフィティ 岡野昭仁 新藤晴一 CD ソニーミュージックエンタテインメント 2005/04/20 ¥3,059
Ouch!!
ネオメロドラマティック
東京ランドスケープ
We Love Us
黄昏ロマンス
Twilight, トワイライト
Roll
シスター
ドリーマー
社員 On The Beach
プッシュプレイ
うたかた
何度も
Let?s Go To The Answer
エルフの王子様オーランド・ブルーム主演の騎士物となれば、行かねばなるまい…という決意の割にはぎりぎりだった。後二日で公開終了だった…危なかった。間に合って良かった。

かなりのご無沙汰。仕事が多忙なのもあるがキーボードがぶっ壊れていた。遊びに来ていた従妹が見事にジュースをひっくり返してくれたのだ…ああああああ。ようやく直って久々のネット。久々過ぎて何だか少しカルチャーショック。世界は常に動いている。ひとり浦島太郎。

それはさておき、映画だが予想以上に面白かった。私はオーランドがどこから見てもシリアスなキャラを演じているのを初めて観た…。いつもはどこかお茶目だったり情けなかったりしていたが、今回のは本当にオーランドのための映画。

テンポもよく、戦闘シーンもキレがあって良かったのだが、惜しむらくはただの鍛冶屋だった主人公がいきなりあんな風になるのがあまりにジェットコースター的展開で驚いた。×年後……というテロップが入っても良かったんじゃないだろうか。様々な奇策で敵を押し返して見事な防衛戦を演じていたが、鍛冶屋に過ぎない青年がそこまでになったという成長の前振りがほしい…。

それ以外は本当に楽しめた。それにしてもボロミア氏は死んだり逮捕されたりする役でしか見たことないんだが…。彼自身はものすごく演技がうまくて好きな俳優さんなので、次は是非美味しい役でお会いしたいものだ。

騎士物はやっぱり萌えるなあ。


DVD 『グラディエーター』などの巨匠、リドリー・スコット監督が、12世紀を舞台に、十字軍とエルサレムの関係を史実に基づいて描いた壮大なアクション絵巻。主人公はフランスで鍛冶屋を営んでいた青年バリアンで、突然現れた父の誘いで十字軍遠征に参加した彼が、父の意志を継ぎ、エルサレムに平和をもたらすべく苦闘する。バリアンの騎士とし…
某ディスカウントショップで安かったので購入。トワイニングは香りが強い。いい香りだとは思うが、時に強過ぎるのが難点。でもレディ・グレイは丁度よい強さの香りがするので、この湯気を顎にあてながらのんびりするとリラックス出来る。

またもやへさべさの日記…。なにゆえこんなに忙しいのだろう…って理由はあるんだが認めたくないというか、近頃はずっと忙しいので理由なんかどうでもいいというか。

お茶と本と音楽が心の支え。でも音楽を聴く余裕が少しなくなってきたやも…。とりあえず今日から札幌ではよさこいソーランまつりが始まったので、日曜日にでもちらっと遊びに行って気分転換をしよう。家から割と近いところに会場のひとつがあるのだった。熱い魂の踊りを見てすかっとしてきたい。
三国無双をプレイするのに、時代背景や人物について知りたいと思って購入した文庫。写真は三国志の1巻だが、実際購入したのは別巻の読本である(何故か写真が出ないのだった)。

前半は三国志を書き終えた著者へのインタビュー記事で、これは本編を全部読んでから読もうと思ってとっておいている。後半は、時代背景や三国志に出てくる舞台の地理説明、それと人物事典である。簡潔ではあるがわかりやすく、更に著者の思い入れや感想なども交えていてなかなか面白い。ざっと読んでから、早速三国無双をプレイしてみた。私の好きな人物は呉の人間だったので、まずは呉で無双モードをプレイ。第一章では好きなキャラがまだ出てきておらず、とりあえず孫堅でプレイしてみる(ちなみにこのひとも好きだ)。第一章終わりの黄巾の乱までをやってみたが、なかなか面白かった。アクションゲームの爽快感を久しぶりに思い出したような気がする。三国無双3は、戦略等を殆ど必要としないようなので、なるほど初心者には向いているかもしれない。まずは私お気に入りの孫策と周瑜が出てくるまで頑張らなくては。

魏の夏侯惇、蜀の関羽でもプレイしてみたが、ふたりともおそろしく格好良かった。三国志は魅力的な人物が山程いるので、どの国にも肩入れしにくくて困った。

ISBN:4894568683 文庫 北方 謙三 角川春樹事務所 2001/06 ¥600
友人がハマッていて、薦められたゲーム。三国志かあ。まだ通してちゃんと読んでいないのだった。どうせやるならちゃんとバックを押さえてからプレイした方が絶対楽しいだろう。やっぱり吉川三国志がベーシック? 北方三国志もハードボイルドテイストでちょっと惹かれる。一度ハマると、とんでもないところまでずぶずぶと埋まるタイプなので、プレイするのが楽しみではあるのだが少し怖いような気もする。

などと既に入手してしまったソフトを眺めながら思っているのだった。もはや手遅れに3000点。最近4が出たが、友人曰く3から入るのが入りやすいとのこと。アクションゲームはKOF以来なのでさてどうなることやら? 最近の多忙過ぎる仕事の丁度いい慰みになればいいのだが。

それにしてもここを書くのは久々だ…時の流れはジェットスピードですな、まったく。


Video Game コーエー 2003/02/27 ¥7,140 広大な中国領土を舞台に、三国志に登場した武将たちが死闘を繰り広げる3Dアクションゲーム。今作は新武将作成モードが追加され、ステージも前作「2」の時の23から50に増え、有名戦場や有名なエピソードが数多く用意されている。
先週の古本屋の戦利品の中の1冊。このひとの詩集は殆ど読まないのだが(どうも私の感覚にヒットしないらしい)、エッセイならと思い、読んでみた。面白くないわけではないのだが、正直、間にある自筆の部分はいらない気がした。読んでいる最中の気持ちをいちいち壊されるような感じで有り難くない。人に読ませるという気があるのなら、もっと読みやすい画面にしたらいいんじゃないだろうか。絵と文章と別々のページならまだいいのだが、文章がある隙間にらくがきのように絵や手書きの小さい字が入るのでかなりうるさかった。

日記から推察するこのひとのデイリーライフは面白いと思うので、余計に残念だったような気がする。でもきっとこのひとはこれが持ち味なのだろうから、単に私の好みとは合わなかっただけなのだろう。とりあえず時間の隙間を埋めるのには十分満足したのでこれはこれでよしとしよう。次は何を読もうかな。

ISBN:4041673380 文庫 銀色 夏生 角川書店 1999/08 ¥600

古本屋

2005年5月21日 日常
久々に古本屋を訪れてみた。家から歩いて行ける距離のそこはかなり広い。目的は文庫をいろいろ仕入れてくることだったのだが、品揃えも豊富でついつい2時間もいてしまった。戦利品は全部で12冊。しめて1300円。素敵だ…。

ジャンルは現代小説の短編集、FT、時代物、SF、エッセイ、紀行と様々で、しばらくは通勤や移動中の慰みに事欠かないで済むだろう。買った本を床に積み上げて、お気に入りのお茶を入れて柔らかいクッションに埋まり、ページをめくるひとときは何にも変えがたい至福の時間なのだった。この山を征服し終えた頃、もう一度私はあの素敵な店に向かうのだろう。

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