ゴールドディスク大賞を取っていたので今日はこのアルバムをレビュー。衛星で放映されていたのを見ていたのだが、大賞がORANGE RANGEだとは思わなかった。てっきり平井堅あたりなのかと(もしくはミスチルとか)。でもよく考えてみれば、「ロコローション」「花」と2枚ともシングルはかなりヒットしていたし、「以心電信」もアルバムも入っているから(対象は12月発売のものまで)、そう考えると売れた枚数はこのグループが一番多かったのかもしれない。ただ、去年1年で死ぬ程聴かされた曲といえば最初に上がるのは「瞳を閉じて」なので、平井氏かなあと思いながら見ていたのだが。

「花」は耳に残るフレーズがあるのでなんとなくわかる。「ロコローション」は中高生にウケそうだなあと思う。個人的には「以心電信」が一番好きだが。タイトルがすごく気に入って。このタイトルで携帯電話のCMソングというのがとても洒落ている。ただ、正直ラップ系はあまり好きではないので、アルバムを最初から最後まで流していると辟易してしまう。売れた曲をシンガーに関係なくランダムに編集したCDなんで彼らの歌を一曲混ぜるといい感じ。

ORANGE RANGE ORANGE RANGE Gerry Goffin CD ソニーミュージックエンタテインメント 2004/12/01 ¥3,059
KA・RI・SU・MA
チェスト
ロコローション
以心電信
ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC
パディ ボン マヘ
シティボーイ
謝謝
男子ing session
Beat Ball
ミチシルベ ~a road home~

FULLTHROTTLE
祭男爵
papa
HUB☆STAR
Oh! Yeah
SP Thanx
ジパング2ジパング
気が付けばこのシリーズも4冊目。早いものだ。レビューを書くのは初めてだが、1冊目から大抵発売日に買っている。舞台設定が好きなんだよなあ。チャイナに関連しながら、彼等の王国がチャイナではないところがいい。風の王国というタイトルにも惹かれる。元々「風」には弱い。何故と訊かれても困るが、多分私の根っこが風来坊だからだ…でも諸々の事情でそうはなれないゆえ憧れがあるのかもしれない。風は自由だし、どこへでもゆけるから。

1冊目の結婚するまでと、2冊目のふたりが仲良くなるまでがすごく面白かったが、4冊目になって少し中だるみかなあと思いきや、こういう系統ではある意味王道の「記憶喪失」ときた。まあまあ面白いとは思ったが、使い古されたネタだけにやや新鮮味に欠ける。王に会いに行く次の巻の方が面白そうかな。今回は旦那がかわいそうだった…。折角ラブラブになれたと思っただろうに、様々な懸念や記憶喪失に阻まれ、奥さんに逃げられてばかりでかなり同情。もっとしあわせをあげてほしい。可哀想だ…。

ISBN:4086005573 文庫 毛利 志生子 集英社 2005/03/02 ¥520
聴きたいから出してと家族に頼まれて引っ張り出してきた昔のCDなのだが、一緒になんとなく聴いているとやっぱりいいなあと思う。耳に重くない柔らかく高い声が、やさしい言葉を軽快で緩やかな旋律にのせて紡ぎ出す。全身にあたたかなシャワーのように降り注ぐ歌は、しっかりと沁み込んで内側から心をあたためる。まるで春のようだと思った。


小田和正 CD ファンハウス 1997/11/21 ¥3,059
緑の街
リトル・トーキョー
君にメリー・クリスマス
恋は大騒ぎ
オー・イェー!
ラブ・ストーリーは突然に
あなたを見つめて
いつかどこかで
そのままの君が好き
風の坂道
真夏の恋
ソー・ロング・マイ・ラヴ
君との思い出
遠い海辺
伝えたいことがあるんだ
89年からの8年分のシングル15枚を完全収録。90年代ドラマの主題歌として大ブレイクした<6>をはじめ、自ら監督を務めた映画の主題歌<1>など、13曲がタイアップ作品。歳月を飛び越え、その時代の風景や曲に込められた思いをありありと感じることができる。 透明感のあるハーモニックなサウンドやメロディは、何度聴いても素直に心…
面白かった…ことは面白かったのだが、あまりに夫婦のシーンが少なかったような…。まあふたりとも相変わらずであることは間違いない。そして1冊ごとにフェリックスの心が狭くなっていくのが気になる…(笑)。コラリーがキレるのも間近だろう。それにしてもこのふたり、全然夫婦に見てもらえないのが可笑しい。ずっとシリーズを追い続けている読者にとってはこの上なく似合いの夫婦なのだが、初見じゃ…無理だろうなあ…ふたりともあまりにアレでアレだから…(読者だけがわかる彼らのアレっぷり)。

次巻は是非、夫婦のシーンが増えることを祈る。漫才みたいでいつ見ても可笑しいのだが、ごく希にそれっぽく甘やかなシーンが(一瞬だけどホントに)あるからそれが余計に引き立って可愛い。それにしても本当に平穏と縁のないひとたちだ…。

コラリー&フェリックスシリーズ 新婚旅行編
ISBN:4086005603 文庫 橘香 いくの 集英社 2005/03/02 ¥540
わー出た出た! 新刊をお待ち申し上げていたシリーズ(変な言い回し)最新刊。エドガーが相変わらずでにんまりしてしまった。もう彼の虫唾が走るような甘ったるい台詞にも慣れてしまった自分が怖い。リディアの気持ちが少しわかった…それでもうらめやましい。自分が非常に彼のようなタイプに弱い事がわかっているので尚更。ちなみに女たらしが好きなわけではない、念の為。陰のあるタイプに弱いのだ…プライドが高くて自分の弱みを見せるのをよしとしなくて、甘え方が下手で自分が本当に危険なときには何も言わないくせに、普段は冗談に混ぜてふと本音を洩らしたりする。…語り始めると止まらなくて恥ずかしいのでこのへんで…。そういうわけでぱんだはこれからもエドガーを応援する。たくさんの不幸を重ねてきた彼が、最後はリディアとちゃんと幸せになれるといいな。

他にもたくさんのキャラが出てきていて、今回などエドガーの恋敵かと思われるような人や人外…がいたにも拘らず、エドガーのシーンばかり覚えているのはもはや本能としか。このイラストレーターさんが大好きなのだが、彼女の描くエドガーがあまりにステキで切なくて哀しくてやっぱり私は最低男の筈のエドガーをこれからも応援してしまうのだ。女って愚かだな…(笑)。でも前巻ほどエドガーは不幸ではなく、今回はむしろリディアが不幸だった。彼女が純粋過ぎるがゆえの苦悩だけど、本能的にこのままエドガーに恋をしても駄目だとわかっているのだろう。あまりに特殊な世界で最悪の時間を長く過ごした彼は、愛情の本当の意味を知らない。そしてまだ精神的には幼い彼女も。ふたりの幸せにはもう少し何か試練と時間が必要なようだ。

ISBN:408600559X 文庫 谷 瑞恵 集英社 2005/03/02 ¥540

/04  坂本龍一

2005年3月5日 音楽
チャン・ツィイーが出ているシャンプーAsience(アジエンス)のCM曲が、坂本龍一氏の曲だと知って無性に聴きたくなったので調べてみたら、もうとっくにCD化させて発売されていた。うわこれほ、ほしい…。教授のCDを買うのはBTTB以来だ。でも多分買う。きっと買う。しかし彼の曲はどうしてこう人の心を様々な方向に揺さぶるのだろう。落ち着かせる方、癒す方に作用する曲もあれば、気分を高揚させたり、爆発的な何かを生まれさせたりする曲もある。いずれにせよ、世界に名立たるだけの力を持つ曲ばかりだ。その力は限りない可能性をはらんで、計り知れない。

坂本龍一 Peter Barakan CD ワーナーミュージック・ジャパン 2004/11/24 ¥2,940
Asience-fast piano
Yamazaki 2002
+33
Merry Christmas Mr. Lawrence
Rain
Perspective
Undercooled - acoustica
Riot in Lagos
Theme for Roningai-symphonic
Tamago 2004
Bibo no Aozora
Seven Samurai - ending theme
Dear Liz
オンラインのエッセイシリーズもこれで何冊目だろう。今回はタイトルのとおり彼女が12年間共に暮らした愛犬に別れを告げる日が含まれている。あそこまで大事にあったかく愛されていればペットもしあわせだろうなあとしみじみ。私もペットロスの体験者なのだけれど、失ったかなしみといたみが消えることは多分一生ない。でもそれ以上に一緒に暮らした日々の思い出が残り、それは時間が経てば経つほどいとおしいものになるから、たとえ失う苦しみと悲しみを知っていたとしても、また新しい出会いと日々を求めてしまう。そこにいるだけで癒される。世知辛い世の中、ストレスの多い日々の中でペットの存在はとてつもなく大きい。

それにしてもこの家はなんて個性的なんだ。作家でなければ彼女は身体の中にあるあのものすごい情熱や鬱屈や愛情なんかをどこに発散したのだろうと思ってしまう。やっぱりなるべくしてなったのだと、彼女のエッセイを読むたびに思うのだ。しあわせなことばかりではないけれど、彼女の人生は色鮮やかだ。それに惹かれて彼女の本を手に取る人々が増えているのだろうと思う。

ISBN:4101359237 文庫 よしもと ばなな 新潮社 2005/03 ¥500
ファイブスター。新刊だが新刊ではない……でもこんなあおり文句をうたわれたら買ってしまうではないか。
今度のNEW EDITIONはカラー大増量!
新たに、全75ファティマの最新データを掲載したカラー80ページに及ぶスリーブノートが追加。すでに2巻を手にしているファンにも、ガイドブックとして必携の一冊!

ファンっていとおしい愚か者ですな。ファティマデータほしいよ。馬鹿だからすぐわけわかんなくなるし、全部まとまってたら嬉しいさ…嬉しいよああそうさ。そんなわけで来週中には手にしているだろう。本編は何も変わっちゃいないという話なのだが、この誘惑に逆らいきれない。多分殆どのファイブスターファンはそんな感じだろう。

まったくもうと言いながらも、不気味微笑みながらレジに行くのだきっと。目に見えるようだ。

ISBN:4048538225 コミック 永野 護 角川書店 2005/02/26 ¥1,470
このひとの影響で鉱物関係に興味を持つようになった。今はパワーストーンの類いは綺麗な小さな店で簡単に手に入るようになり、そういう店に群がるのはもっぱら女性が多くなった。昔はきっと、専門関係のひとが行くだけで年配の男性が多かったのではないかなあと思うのだが。

この本は、ひとつひとつ彼女のお気に入りの石に、ちょっとした短い物語をつけて、幻想の中で石を別なものに変身させ、読んだひとの想像力を掻き立てる1冊となっている。本来は鉱物であってそれ以外の何物でもないわけだが、彼女の筆にかかれば、それらはとても夢のあるものに美しく変わり、少年たちや動物たちの好物と化すのである。

その石をソォダ水にとかせば、少年が夏に好んで飲む美味しい飲み物に早がわりし、また別の石は猫たちがその姿を美しく飾り輝かせるのに使われたりする。彼女の世界の中で、「鉱石」は欠かせない小道具である。石のかけらひとつから物語が生まれるのだ。むき出しの鉱物は決して綺麗に磨かれたりしていない。あるがまま、掘り出されたままの形でそこにある。そうであるがゆえに石たちの語りかけてくる言葉は無限に等しい。そこには彼等の生きてきた長い長い時間と、石の中に閉じ込められた時間とファンタジーとが、作者の想像力を常に刺激しているに違いない。

ISBN:4167679302 文庫 長野 まゆみ 文芸春秋 2005/02 ¥700
CMなどでサビだけ聞いているとごくごく普通のラブソングなのだが…(笑)。前にミュージックフェアでこの歌を歌っているのを聞いてのけぞった。そうか、そういう歌だったのか! 確かにタイトルを裏切らない歌だが、サビの甘くねっとりとした愛の言葉に騙される。いい意味で裏切られて楽しいかもしれない。

面白いなあ。次はどんな歌を聞かせてくれるのかな。楽しみ。

さー今日から3月。札幌は当然のごとく雪景色な上に(今日はかなり強く降った)えらく寒かったが、地下街は随分と華やいできた。ピンクが目立つ。やっぱり春だなあと思う。


大塚愛 愛 Ikoman CD エイベックス・ディストリビューション 2005/02/09 ¥1,050
黒毛和牛上塩タン焼680円
本マグロ中トロ三〇〇円(緑色)
つくね70円
黒毛和牛上塩タン焼680円(Instrumental)
本マグロ中トロ三〇〇円(緑色)(Instrumental)
シリーズ最新刊。前巻のときはこの本のあのステキな勢いが失速している感じで首を傾げてしまったのだが、今回はまたあのパワーとスピードが復活していた。とても嬉しい。それにしても茶太保はどこまでも深く愛されていた素敵ジジイだったのですな。素敵ジジイは大好きだ(例:イアン・マッケランとかリチャード・ハリスとか)。ジジイズかっこ良過ぎ。惚れる。そして英姫ばーちゃまのなんと潔く美しいことよ。最愛の黎深が出てなかったにも拘らず、この上なく楽しんで読んでしまったことだよ。何より。ちなみに表紙のきれーなにーさまはどうしても好きになれなかった…まあ最後はちょっとだけ面白いひとだなとは思ったけど。鄭補佐もかなり好きだ。見た目を裏切りまくるキャラたちはいきいきとして鮮やかに時代を駆け抜ける。最後まで見届けたい。

ところで、仕事がクソ忙しい。インフルエンザで2週間近く休んだのだから当たり前なのだがやってもやっても仕事が終わらん…。なんだかここもまとめ書きが多くて切ない限りである。


ISBN:4044499055 文庫 雪乃 紗衣 角川書店 2005/02/25 ¥500

創竜伝 1 (1)

2005年2月27日 コミック
びっくりした。いつのまにコミック化…? と思ったらこれ、今月の新刊っぽい。今日、本屋で見かけて驚いて手に取ってみた。買ったひといるかなあ。面白かったんだろうか。小説は揃えてるけど、なかなか終わらないっすね…。田中先生だからわかってるけどね…。アルスラーンの新作まだかなあ(遠い目)。

とにかくちょっと気になる1冊。買おうかどうしようか…。絵は嫌いじゃない気がする。表紙しか見てないので何とも言えないが。

ISBN:4063634914 コミック 田中 芳樹 講談社 2005/02/17 ¥410
久々に読んだ江國氏の本。これは短編集だった。短編が大好きな私にはとても嬉しい1冊だ。確かこの本で彼女は山本周五郎賞を取ったのではなかったか。短い中に中身の濃くしっかりした話が、宝石箱の中のアクセサリーのように輝いている本だった。

泳ぐのに、安全でも適切でもありません

誠、人生とは危険に満ち満ちたものであることだよ。それでも、危険区域に知らず足を踏み入れていたり、それにひょんなことから気が付いてみたけれど、もう後戻りは出来ない遠いところまで流されていたり、後1歩で危険の中に入るところを免れていたりだとか、本当に人それぞれでおもしろい。

ISBN:4087477851 文庫 江國 香織 集英社 2005/02 ¥480

陰陽師

2005年2月25日 映画
これは元々原作(小説)が大好きで愛読していたものなのだが、公開当時は映画館まで観に行った。それをビデオで久々に観直した。しかしこのシリーズはなんと言っても野村萬斎氏と、敵役の俳優さんに尽きる。野村氏のあの立ち居振る舞いの優雅さと言ったら、彼の所作だけでこの映画が成り立っていると言っても過言ではない程の一級品である。さすがは能役者。直衣を着た歩き方の美しさはちょっと言葉には出来ない。

敵役の真田博之氏については語るまでもないというか、本当にこの役者さんはいい役者さんだと思う。ラスト・サムライでも素晴らしい演技だったし、彼は、どんな話でも自分のものにしてしまうところがすごい。伊藤英明氏や、その他ちょっとがっくりきた女優陣などの穴を埋めても余るというか。伊藤英明は悪くないのだが、まああの役だから合っていないこともない……んだけど、このふたりがあまりにすごすぎてかすんでしまう。まあどうしようもないことなんだが、衣装に着られているかんが否めない。女優陣に関してはノーコメント。邦画のアイタタな部分なので言ったところでどうしようもない。

どうも邦画には辛口批評になってしまうが、邦画には邦画のよさがあると思っている。来月、テレビで「半落ち」が放映されるようなので心ひそかに楽しみにしている。同じく来月放映される「ホワイトアウト」は既に一度観たことがあるのだが、あれはマイナーだけど真摯でよかったと思う。もう一度観るのがやっぱり楽しみだ。

DVD 東宝 2002/05/21 ¥6,300

ONE KNIGHT STANDS

2005年2月24日 音楽
このアルバムは大好きで、これまでも何度聴いたかわからない。昔、このひとの声が苦手だったことがある。多分、SMAPがセロリを歌っていた頃だと思うのだが、それが一転、大好きになったのは確かCMで彼の歌を聴いたときからだ。やわらかくてあったかくてやさしく歌い上げたそれは今のような、寒い寒い冬に聴いたように思う。ほんわりとあたためられた彼の歌が、一体どの歌だったのかはもう思い出せない。それでも、それから彼の声が気になって仕方なくなった。飛びつくようにこのCDを手に入れたとき、ようやく彼の本質が見えたような気がした。

今でも疲れると彼のこのCDを手に取ることがよくある。One more time,One more chanceは何度聴いても泣けるくらいいい。やわらかい月もいい。水のない水槽もいい。そして名前のない鳥に癒される。このCDはきっとこれからも疲れたときの私のやさしい味方になるだろう。

山崎まさよし 山崎将義 CD ポリドール 2000/09/25 ¥3,500
ステレオ
Fat Mama
六月の手紙
ある朝の写真
僕はここにいる
砂時計
名前のない島
やわらかい月
One more time,One more chance
ツバメ
カルテ
水のない水槽
アレルギーの特効薬~WHAT’D I SAY
月明かりに照らされて
Ticket to the paradise
パンを焼く
ヤサ男の夢~昼休み
振り向かない
セロリ
審判の日
灯りを消す前に ※〈HDCD〉
家人がもらってきたチョコレート。ゴディバ! しかしインフルエンザで舌が馬鹿になっている間にすべて食われてしまった……しょっく。もう味覚はだいぶ元に戻りつつあるのだが、まだ本当に好きなものが美味しいと思えない。お茶も苦く感じてどうしようもないので、このところはティーバックの紅茶ですませている。味がわかんないのにいいお茶飲んでもね!

もう10日以上、外へ出ていないのだが、そろそろお茶屋さん巡りもしたいし、お茶請けに美味しいお菓子も買ってきたい。来週になれば何とかなるかなあ。しみじみと健康のありがたみを感じている。それにしてもゴディバのチョコ…1コくらい食べたかった…(ル・パティシエ・タカギのチョコの方が魅力あるけど)。

スピード

2005年2月22日 映画
 ビルのエレベーターを爆破した男が、ロサンゼルス市警のSWAT隊員であるジャックに挑んできた。時速80キロ以下になると爆発する爆薬をバスに仕掛けたというのだ。ジャックはバスにとび乗ったが…。
キアヌ・リーブスがSWAT隊員のジャックに扮し、スリル感満点ののノンストップアクションを展開する。重傷を負った運転手に代わって、免許停止中にもかかわらず大型バスのハンドルを握る。この見かけとは逆の強い女を演じるのは、サンドラ・ブロックだ。そして執ような爆破犯には、嫌な男を演じさせたら天下一品のデニス・ホッパーが扮している。監督は、これが第1作目のヤン・デ・ボン。撮影監督時代の流麗なカメラワークを生かし、文字どおり息をつかせぬ緊張感あふれる傑作を作りだした。


キアヌ・リーブスをスクリーンで観た初めての作品。もう惚れた惚れた。この作品のキアヌは文句なしにカッコイイ。マトリックスのような都会的未来的な格好よさではなくて、もっと緊迫してもっと生々しい格好よさというか。サンドラ・ブロックも嫌味じゃなくカッコイイ女性を演じていて、ふたりとも大好きな作品だ。でも圧巻はやっぱり犯人役のデニス・ホッパーだろう。名優ってこういうひとを言うのだと思う。ここまで憎らしく思える犯人役もちょっとない。視線で恐怖を与えるすごい役者だ。この作品を見る度に、デニス・ホッパーに圧倒されてしまう。

DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004/11/19 ¥2,079
我が青春の音楽といったところか(笑)。B’Zのベストはご存知のとおり3種類あるのだが(「Preasure」と「Mixture」)、私はこのシルバーの「Treasure」が一番好きだ。B’Zに一番はまっていた頃に流行した歌が入っている。「恋心」なんてカラオケの定番?だし。
もっと長い間愛してくれませんでしょうか?

「ねがい」なんて、何度も聴いたなあとしみじみ。いくつになっても変わらない稲葉氏のセクシーヴォイスと、松本氏の色あせないメロディラインがこのふたりを支えているのだと思う。数年振りに取り出して聴いてみても古い印象を受けないあたりはさすが彼らといったところか。来月頭にはまた新曲が出るらしい。だいぶ好みも変わって、さほど熱心に聴かなくはなったが、未だに新曲が出ると耳がダンボになるくらいには、彼の甘い歌声は身体に馴染んでいる。


B’z 稲葉浩志 CD バーミリオンレコード 1998/09/20 ¥3,059
BLOWIN’
恋心(KOI-GOKORO)
TIME
Liar! Liar!
ねがい
愛しい人よGood Night...
Pleasure’98~人生の快楽
ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE
もう一度キスしたかった
FIREBALL
Real Thing Shakes
MOTEL
いつかのメリークリスマス
RUN(1998 style)
何か物を作ろうというか、生み出そうとしているひとたちは、どうしてあんなに鮮やかなのだろう。毎日がきらきらして見える。何かを生み出すということは並大抵のことではなくて、とても大変だし、何度も壁にぶつかるし、悩みと友達なのが当たり前だったりする。それなのに諦めるということを知らない。壁が高いなら高いなりに一生懸命努力する。それがちっとも嫌味ではなくて、見守っていてもどきどきして、それから同じくらい一生懸命応援してしまう。彼らの力はすごい。ひとりだけではなく、周囲を引き寄せ、巻き込んでその力の渦の中で昇華させてしまう。影響を受けた少女があんなにも輝いて見えるのはだから多分、当然のことなのだ。彼女がこれから彼らの力に巻き込まれてどんな成長を遂げるのか、とても楽しみな1冊。

ISBN:4592181611 コミック 日高 万里 白泉社 2004/08/19 ¥410
仕事も休んでいて暇だったので、久しぶりに見たけどやっぱり面白い。宮崎アニメの中では3本の指に入る。二番目か三番目に好きだ。ちなみに一番はナウシカだ…これは多分この先も変わらないと思う。タイムリーに劇場で見たクチですナウシカを…まだ小学生でした…おおなんて昔のことよ。

二番目はラピュタかこれ。ラピュタもかなり好き。でもアンケートでは一番はトトロらしい。あれ、可愛いからなあ。素朴だし。トトロも好きだがそう何度も繰り返して見たわけでもないので、私の中ではだいぶ順位が下がる。でもトトロは可愛い。猫バスも可愛い。トトロだったら部屋にぬいぐるみが転がっていても許せる。

それで、千と千尋だが、これは多分、年齢が上になれば上になるほどしみじみと好きになるような気がする。この作品の中で、おとながとうに失くしてしまった何かが鮮やかに生きているからだ。それを感じ取れるくらいにはいつのまにか時間が経ってしまったのだなあと思う。それに田舎で育ったクチなので、余計にあの湯屋で奉られている神様たちのありがたみがわかるのだと思う。あれはそういう話だ。

きっと、これからもまた繰り返してみるのだろう。その度に新しい感動を見つけられる作品に出会えたということは、とてもしあわせなことだ。ハウルも出来ればもう一度見に行きたいなあ劇場に。


DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2002/07/19 ¥4,935

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