しをんのしおり 三浦しをん
2006年4月13日 読書
このひとの書く小説は好きなのだが、エッセイは正直……微妙。もう少し普通の文体で書いてほしい気がする。女子高生のブログを読んでいるんじゃないんだからと思うのは、読者の贅沢だろうか。おもしろいことを書いていることはいるのだが、まるで年齢の低い人間の言葉で書き殴られている(本当に書き殴っているという表現が似合うような)ので、素直におもしろいと思えなくなってきてしまった。まあ、webで書いているものらしいので、その場の気分で書いているのだと思うのだけど、ちょっとなあ…。
以前に読んだ小説がとても雰囲気があってよかっただけに、がっかりしてしまった。エッセイというのは、作家本人の素顔が見えるから良し悪しである。作品がきらいでないだけに、何だか今回は辛口になってしまった。
ISBN:4101167524 文庫 三浦 しをん 新潮社 2005/10 ¥460
以前に読んだ小説がとても雰囲気があってよかっただけに、がっかりしてしまった。エッセイというのは、作家本人の素顔が見えるから良し悪しである。作品がきらいでないだけに、何だか今回は辛口になってしまった。
ISBN:4101167524 文庫 三浦 しをん 新潮社 2005/10 ¥460
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