このお話もとうとう7巻まで。今回はさまざまな謎が明らかになっていた。それにしてもこれは実に女性が強いお話である。主人公のダリアンは勿論だけれども、パパリアも、ダリアンのおかあさんも、みんな、つよくてやさしい。だから男どもは皆して惹かれるのだね。

何となくそうかなとは思っていたが、ダリアンはキールが必死に隠していたことなんて、とうにお見通しだったらしい。彼が闇の精霊であることにもまったく動じていないダリアンに、茫然とするキールがとてもおかしかった。本気で好きなんだよね。きっと、そういうこと。だから彼の正体が何であるとか、精霊と人間がそばにあり続けるための悲劇だとか、そんなことダリアンはとうにわかっていたに違いない。それでも、彼をまもりたかったし、何よりしあわせにしたかったのだ。

彼女はきっといい女王になるだろう。できれば、そのそばに見えるかたちでキールがいられますように。そろそろクライマックスも近付いてきたけれど、ダリアンは相変わらずで、つよくてきついけれど、彼女ほどかわいい女性もいないと思う。

女って強いなあ。彼女を見る度、いろいろ反省する。それ以上に、きれいに憧れる。

ISBN:4592175204 コミック 朔野 安子 白泉社 2006/03/04 ¥410

レビューとは関係ないんですけど、噂のサントリーのポーションが気になってます。あの深いブルーのボトル、きれいですよねー。ほしいなあと思ったら、特殊なボトルの方は630円もするらしい…! 飲み物1本に630円て!

しかも飲んだひとの感想を見たら、誰ひとりとして美味しいって言わない(笑)! それなのに箱買いしたり、コンプリートしているひとたちはなんというかすごいと思う。

1本くらいほしいなあ。特殊ボトルの方…。でもあのきれいなデザインのふた、プラスチックなんですってね…ちょっと萎える…。むむむ買おうかどうしようか…。

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