ほのぼの系のかわいらしいファンタジー第2弾。主役の女の子は要は化け猫なのだが、妖怪のような雰囲気はまったくなく、普通の人間にいるようなおしゃまで背伸びしたがりの可愛い少女だ。その化け猫の少女が婚約したのは蛇の化身の若者。冷静に考えると結構恐い。でも、可愛い。

シリーズ2作目となる今回の新刊では、前作で婚約した相手と自分との差異に悩み、暴走する少女の話。あまりに大人に見えた青年に、自分の子供っぽさがどうしようもなく浮き彫りになって、釣り合いなどをかんがみてとても不安になったのだろう。恋を知って大人になるのは人間も化け猫も同じ…?

ふんわりとやわらかく、あたたかい気持ちになれるファンタジー。難しい本に疲れたときや、眠れない夜なんかに読むといいかもしれない。

ISBN:4086006464 文庫 田久ようこ 集英社 2005/09/01 ¥480


台風一過。中心が通りすぎた後も、かなりの強風で、落ちてくる雨に対して傘を差すことも出来ず、ひたすらただ濡れるだけ…(バス待ち時間)。夜になって、ようやく風が静かになった。明日はよく晴れて暑い一日になるらしい。台風の後の空気は、もわーっと蒸していて、たくさん汗をかく。明日は化粧直しを何度もさせられそうで今からうんざり…。でもまあ、日曜の選挙に台風がぶつからなくてまだ良かったかも?

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