V・B・ローズ 3 日高万里 & はすかっぷ
2005年7月9日 コミック
久々にコミックのレビューを。2巻と3巻を友に借りてまとめ読みした。基本的にクリエイターがメインの話が大好きだ。物を生み出す力の計り知れなさ、可能性の大きさが読んでいてとても心地よいのだ。少女漫画ゆえに時折びっくりする程の甘さはあるものの、テンポがよくてキャラクターの明るさが救いになっていると思う。
ドレスメーカーは一見華やかだが、その実、裏側は本当に戦場だ。納期や締切という言葉に過剰反応してしまうのはなんというか職業病に近いかも…。常に新しいものを生み出していくわけだから、行き詰まることも多々ある。その苦しみはクリエイターたったひとりのもので、悩みの深さをわかってくれるひとはそばにいるかもしれないが、それを共有し分かち合うことは出来ない。
だからこその出来あがったときの感動と爽快感なのだろうけど、まったく他人事ではない。それゆえに、現実よりずっと夢があり、やさしさと明るさの詰まったこのストーリーを追いかけてみたくなるのだろう。
ISBN:4592181638 コミック 日高 万里 白泉社 2005/04/19 ¥410
ところで今日は、これを借りた友人の家に遊びに行ってきた。このところの札幌及び近郊はとても涼しい。むしろ寒い。バスの窓からいちご狩りをする人々の姿が見えたが、何だか寒そうだった…。と思っていたら、友人の家に着いた早々に庭に案内される。そこで初めて目にしたものは、たわわに実るハスカップの実! 一見ブルーベリーにも似ているのだが、あれより粒が小さくかわいらしい。もう散々摘み取って冷蔵庫に大量にしまってあるのだが、まだまだこんなにあるとうんざりしながら友はハスカップの茂みを指差した。なるほど、大量の実がなっている。
そこで何故かハスカップ狩り開始〜。私と同行の友人のふたりは、にこにこ顔の友からボウルを手渡された。興味津々、小さな実に手を伸ばすと、驚くほど簡単にてのひらに落ちてくる。気をつけないと手の中で潰れてしまうのだが、その果汁は鮮やかな赤。黙々と実を取り続けると、あっという間にボウルいっぱいの実が取れた。それでも茂みのハスカップはまだまだあった…。
そんなに時間が経ったようには思っていなかったのだが、気が付けば1時間が経過しており、身体を起こしたときには思いっきり腰痛だった…。取った実はお土産にいただいてきた。帰宅して家族に見せると、やっぱり同じように「ブルーベリー…??」という反応が。ハスカップだと言うと、初めて見た!と興奮している。どうでもいいがハスカップは北海道の名産だ。ハスカップのお酒やお菓子なんかもたくさん売られていて、どちらも口にしたことがある。なのに道産子そろって誰も生の実を知らないとは…。
明日、早速ハスカップ酒を作り、1月後には漬かった実を使ってジャムを作る予定。とても楽しみだ。
ドレスメーカーは一見華やかだが、その実、裏側は本当に戦場だ。納期や締切という言葉に過剰反応してしまうのはなんというか職業病に近いかも…。常に新しいものを生み出していくわけだから、行き詰まることも多々ある。その苦しみはクリエイターたったひとりのもので、悩みの深さをわかってくれるひとはそばにいるかもしれないが、それを共有し分かち合うことは出来ない。
だからこその出来あがったときの感動と爽快感なのだろうけど、まったく他人事ではない。それゆえに、現実よりずっと夢があり、やさしさと明るさの詰まったこのストーリーを追いかけてみたくなるのだろう。
ISBN:4592181638 コミック 日高 万里 白泉社 2005/04/19 ¥410
ところで今日は、これを借りた友人の家に遊びに行ってきた。このところの札幌及び近郊はとても涼しい。むしろ寒い。バスの窓からいちご狩りをする人々の姿が見えたが、何だか寒そうだった…。と思っていたら、友人の家に着いた早々に庭に案内される。そこで初めて目にしたものは、たわわに実るハスカップの実! 一見ブルーベリーにも似ているのだが、あれより粒が小さくかわいらしい。もう散々摘み取って冷蔵庫に大量にしまってあるのだが、まだまだこんなにあるとうんざりしながら友はハスカップの茂みを指差した。なるほど、大量の実がなっている。
そこで何故かハスカップ狩り開始〜。私と同行の友人のふたりは、にこにこ顔の友からボウルを手渡された。興味津々、小さな実に手を伸ばすと、驚くほど簡単にてのひらに落ちてくる。気をつけないと手の中で潰れてしまうのだが、その果汁は鮮やかな赤。黙々と実を取り続けると、あっという間にボウルいっぱいの実が取れた。それでも茂みのハスカップはまだまだあった…。
そんなに時間が経ったようには思っていなかったのだが、気が付けば1時間が経過しており、身体を起こしたときには思いっきり腰痛だった…。取った実はお土産にいただいてきた。帰宅して家族に見せると、やっぱり同じように「ブルーベリー…??」という反応が。ハスカップだと言うと、初めて見た!と興奮している。どうでもいいがハスカップは北海道の名産だ。ハスカップのお酒やお菓子なんかもたくさん売られていて、どちらも口にしたことがある。なのに道産子そろって誰も生の実を知らないとは…。
明日、早速ハスカップ酒を作り、1月後には漬かった実を使ってジャムを作る予定。とても楽しみだ。
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