ハッピーライフ 廣瀬裕子
2005年7月8日 読書
彼女の本を読むのはこれが2冊目。1冊目があまりにぴったりとわたしにフィットしたがために、多分この本の印象が薄いのだと思う。詩集ではないけれど、それに近いくらいに言葉が少ない。というより言葉が薄い? 「お日さまのテーブル」みたいに、心にすんなりと浮かぶ絵があるわけではないので、入り込みにくかった。元々なんというか、この手の恋愛(もしくはライフ?)指南書のようなものをひどく苦手にしているせいかもしれないが。あまり共感はしなかった。
言いたいことはよくわかるのだけど、こういうことはもっとさりげなく、まったく別のモチーフを重ねてみるともっといいのではないかな。押し付けがましくなく、きっとやわらかく気持ちにとけ込んだと思うのだが。あと、正直もう少し頭使った文章にしてほしいかな。誰にでもわかりやすいというのと、文章が平易で個性がないというのはまったく別物だと思うので。
まあしあわせはひとの数だけかたちがあるわけだから、こういう主張もありだよねえと思わないでもない。時折いいなと思うような章もないわけではないし。
似たタイトルだが「ハッピーライフ カタログ」だと成功しているような気がする。主題はあまり表に出し過ぎない方が、どうやら私の好みのようだ。何だか今日は辛口で申し訳ない。でも多分このひとの好みは私と似ているのだ。なので同属嫌悪に近いのかも…?
ISBN:4479761063 単行本(ソフトカバー) 廣瀬 裕子 大和書房 2000/09 ¥1,260
言いたいことはよくわかるのだけど、こういうことはもっとさりげなく、まったく別のモチーフを重ねてみるともっといいのではないかな。押し付けがましくなく、きっとやわらかく気持ちにとけ込んだと思うのだが。あと、正直もう少し頭使った文章にしてほしいかな。誰にでもわかりやすいというのと、文章が平易で個性がないというのはまったく別物だと思うので。
まあしあわせはひとの数だけかたちがあるわけだから、こういう主張もありだよねえと思わないでもない。時折いいなと思うような章もないわけではないし。
似たタイトルだが「ハッピーライフ カタログ」だと成功しているような気がする。主題はあまり表に出し過ぎない方が、どうやら私の好みのようだ。何だか今日は辛口で申し訳ない。でも多分このひとの好みは私と似ているのだ。なので同属嫌悪に近いのかも…?
ISBN:4479761063 単行本(ソフトカバー) 廣瀬 裕子 大和書房 2000/09 ¥1,260
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