世にも美しいホテル―こころ満たされる場所 松沢 壱子
2005年7月7日 読書
先日、廣瀬裕子さんの本を探しにブックオフへ行ったとき、105円で売られていたので飛びついて買ってみた本。女性向のメルマガに連載されていたものを1冊にまとめたらしい。著者が選ぶ世界の最高のホテルたちを彩るのは、素敵な写真たちとリアルなエッセイだ。わかりやすくそしてエモーショナルな表現で、ひとつひとつ丁寧に紹介されている。
仕事や諸事情でなかなか遠方、長期の旅行には行けないわたしだが、こういった本を読むことでいとも簡単に世界を飛び回れる。周囲から次第に絵が消え、音が消えして、いつのまにかそこは自分だけのリトル・スペースに変わっている。そこではすべてが自分の思いどおりの色をつけ、鮮やかな想像の翼と共にパラレルワールドを展開する。本によって提供されるのは、ほんの少しのリアル。だが、それだけでたやすく憧れの世界に飛んでいけるのなら、その本はとてもレベルが高いのだと思う。
どれもこれもうっとりするような素敵な魅惑のホテルばかりだったが、その中でも一際目を惹いたのが、アメリカ、マサチューセッツ州のレノックスにある「ウィートレー」というホテル。レナード・バーンスタインやヨーヨー・マもこのホテルを愛しているという。更にこのホテルから歩いて『タングルウッド音楽祭』へ行けるというのだから垂涎ものだ。
タングルウッド音楽祭とは、毎年7月から9月にかけて行われる音楽祭で、ボストン交響楽団が参加する。ご存知の方も多いと思うが、ボストン交響楽団と言えば、かの偉大なる、そして親愛なる指揮者小沢征爾。彼は第13代ボストン交響楽団音楽監督である。前述の音楽祭の芸術監督もやっていたらしい。素晴らしいホテルと、静かな森と、そして愛する音楽。他に何が必要だというのだろう。一生に一度の贅沢にふさわしいホテルだ。
ISBN:4835609492 単行本 松沢 壱子 ぴあ 2004/08 ¥1,890
目がちかちかするので、レスなどはまた後日。メッセやトラックバック、それにリンクをありがとうございます。
仕事や諸事情でなかなか遠方、長期の旅行には行けないわたしだが、こういった本を読むことでいとも簡単に世界を飛び回れる。周囲から次第に絵が消え、音が消えして、いつのまにかそこは自分だけのリトル・スペースに変わっている。そこではすべてが自分の思いどおりの色をつけ、鮮やかな想像の翼と共にパラレルワールドを展開する。本によって提供されるのは、ほんの少しのリアル。だが、それだけでたやすく憧れの世界に飛んでいけるのなら、その本はとてもレベルが高いのだと思う。
どれもこれもうっとりするような素敵な魅惑のホテルばかりだったが、その中でも一際目を惹いたのが、アメリカ、マサチューセッツ州のレノックスにある「ウィートレー」というホテル。レナード・バーンスタインやヨーヨー・マもこのホテルを愛しているという。更にこのホテルから歩いて『タングルウッド音楽祭』へ行けるというのだから垂涎ものだ。
タングルウッド音楽祭とは、毎年7月から9月にかけて行われる音楽祭で、ボストン交響楽団が参加する。ご存知の方も多いと思うが、ボストン交響楽団と言えば、かの偉大なる、そして親愛なる指揮者小沢征爾。彼は第13代ボストン交響楽団音楽監督である。前述の音楽祭の芸術監督もやっていたらしい。素晴らしいホテルと、静かな森と、そして愛する音楽。他に何が必要だというのだろう。一生に一度の贅沢にふさわしいホテルだ。
ISBN:4835609492 単行本 松沢 壱子 ぴあ 2004/08 ¥1,890
目がちかちかするので、レスなどはまた後日。メッセやトラックバック、それにリンクをありがとうございます。
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