何故今更この曲のレビューかというと、夜にNHKで放映されていた「平成16年度のど自慢チャンピオン大会」でグランドチャンピオンに輝いた女性がこの歌を歌っていたのだ。ちなみにのど自慢を見る趣味はあまりない。家人がかけていて、彼女が歌い始めたときに夕飯に呼ばれたというそれだけのことである。でもとてもいいものを聴かせてもらった。ものすごく伸びのある迫力の美しい声で会場を魅了していた。この歌が大好きなのでとてもしあわせだった。

他のひとの歌を聴く前に、彼女が優勝だと思った。審査員に裏切られなくてよかった。しばしばああいう番組の審査は視聴者を裏切り、裏を勘ぐらせてしまうのだが今回はそんなことはなかった。よかった、本当に。しみじみとそう思う程うまかった。

きっとプロになるだろう。既にプロだと言われても遜色のない歌声。鬼束のこの難しくも聴かせる歌に臆することなく歌い上げたあの技量。そのままにしておくにはあまりにも勿体なさ過ぎる。名前覚えておけばよかった。今更にして後悔…。のど自慢って、グランドチャンピオン大会なんかもあるのかな。もう一度彼女の歌声が聴きたい。是非。

鬼束ちひろ 羽毛田丈史 CD 東芝EMI 2000/08/09 ¥1,020
月光
Arrow of Pain
月光(インストゥルメンタル)

コメント

nophoto
桃子のパパ
2007年11月14日20:59

僕も当日見てました。すごいって思って、グランドチャンピオンのアンコールを慌てて録画。名前が知りたくてホームページをあちこち検索。で、すぐにこのDiaryNoteを見つけてお気に入りに入れたままに。今日思い出してビデオを再鑑賞。やっぱりスゴイですね!

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