シリーズ最新刊。前巻のときはこの本のあのステキな勢いが失速している感じで首を傾げてしまったのだが、今回はまたあのパワーとスピードが復活していた。とても嬉しい。それにしても茶太保はどこまでも深く愛されていた素敵ジジイだったのですな。素敵ジジイは大好きだ(例:イアン・マッケランとかリチャード・ハリスとか)。ジジイズかっこ良過ぎ。惚れる。そして英姫ばーちゃまのなんと潔く美しいことよ。最愛の黎深が出てなかったにも拘らず、この上なく楽しんで読んでしまったことだよ。何より。ちなみに表紙のきれーなにーさまはどうしても好きになれなかった…まあ最後はちょっとだけ面白いひとだなとは思ったけど。鄭補佐もかなり好きだ。見た目を裏切りまくるキャラたちはいきいきとして鮮やかに時代を駆け抜ける。最後まで見届けたい。

ところで、仕事がクソ忙しい。インフルエンザで2週間近く休んだのだから当たり前なのだがやってもやっても仕事が終わらん…。なんだかここもまとめ書きが多くて切ない限りである。


ISBN:4044499055 文庫 雪乃 紗衣 角川書店 2005/02/25 ¥500

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