星になる日も近い。

29日は仕事納め。納めるったら納める。2時半まで仕事をし、3時半まで今年最後の会議。それから大掃除でその後に納会。……2時半まで仕事って……何をしろというんだ、中途半端な。新しい上司はやることがわけわからん。去年の仕事納めは半日がかりで事務所を徹底的に綺麗にして、それから納会だった。今年の大掃除に取られた時間は……もしスケジュールどおりならたったの1時間だ……普段の掃除に毛がはえた程度じゃないのかこれ。

生き馬の目を抜く業界。変化のある毎日は退屈しなくていいと言えば聞こえはいいが、こうして仕事納めの日のぎりぎりにまでノルマを課すあたりなんというか追いつめられている。会社が、というよりは上司が。彼ひとりが。まあ言いたいこともわかるんだが、それじゃ上がるものも上がらんだろというのが現場の人間の心の声。自分もかつては現場にいたのに、一段高いところにいくと忘れてしまうものなのか？

今年も相変わらず私たち新人の合言葉は「いつも心に辞表を」だった。やれやれ。それでも気がつけば辞めずに年の暮。若い頃には我慢できなかったことが今は随分我慢できるようになったのは、とりあえず無駄に年食ってなかったということなのかなあ、などと好意的に解釈。自画絶賛してないとやっていられないこの仕事。来年もぶつぶつ文句言いながら年を越せたら拍手。でも多分無理。

星になる日も近いなあ。まずは新しく仕入れたお茶で心まで一服して、明日もう一日頑張る。