多忙と過労のあいだ

2004年11月5日
なんだか近頃真剣に小説を読めていない。仕事が忙し過ぎなのだ。掛け持ちで仕事をしているので仕方ないと言えばそうだが、折角ブックレビューのためのブログを始めたのに切ない。サイトや仕事とは切り離しているので、好き勝手書けてここはすごく楽しい。しかし多忙でろくに本が読めずレビューの題材に困った今日この頃。本を入手したその日にレビューを書いたのは希である。買ったはいいが読んでいない本がそろそろ20冊を超えそうな勢いなのだ。コミックでさえ、買って読んでいない本がある。重傷だ。

なのにまだまだ買いたい本がいろいろあって別の次元でまた困っている。今、一番気になっているのはあさのあつこさんの「?6」。驚いたことに児童書だ。最初、友人に簡単な粗筋だけを聞いていたので、本屋でずっと見当違いの棚を探していたのだった。見つからないはずだ…。最近、3巻が発売されたらしい。1冊が1000円近くするのだが3冊……。やはりその前に「バッテリー」をそろえるべきか。悩む。

コミックでは友人から勧められて「おおきく振りかぶって」を買った。2巻がまだ入手できていないので、2巻が揃ったら読もうと思っている。ちらりと見ただけではあのキャッチャーが気になって仕方ない。さすが15年来の友人。好みはすっかり把握されているらしい。

小説では読んでみたいがまだ買っていないという作家さんに乙一氏とか五條瑛氏とか。前者は最近勧められたばかりで探していないだけだが、後者はその分厚さを見て諦めた。厚い本が嫌いなのではなくて、単に時間がないのだ…時間が…。厚い本で思い出した。京極夏彦氏の最新刊(といっても結構前になってしまった)も、時間が出来たら買おうと思ってそれっきりになっている。何とも切ない秋…。

仕事がくるのはいいことだけど、もう少しでいい、暇になりたい。

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