何だか無性にファンタジーが読みたくなって、昨日買ってきた本が当たりで幸せな午後。その続きを買いに行くべく家の近所の本屋に向かう。北海道はもう既に肌寒い。半袖のシャツにジーンズで自転車を漕げば、吹く風はすっかり秋の匂いだった。見上げれば空が高いのに驚く。秋だ。秋だよ。

お目当てのシリーズの最新刊は、先月発行になったばかりなので絶対にあると思ったのに品切れ。かなりの大きい本屋なのだ。なのにない。どこにもない。あの瞬間の脱力感と失望は味わったひとにはわかる筈。ああ、こんなことなら昨日重いからなどというどうでもいい理由で買うのをやめずに、あのまま3冊とも買えばよかったのだ。後悔先に立たずという言葉がざっくりと突き刺さる。

気を取り直して、その隣にあるこちらも大きい古本屋に飛び込む。探している本はやはりなかったのだが、代わりに面白そうな本を何冊かみつけて購入。1冊105円は美味しい。シリーズ物の1巻だけを3種類買ってみる。帰宅して早速読んでみたが、そのうち1冊は続きを買ってみようと思う類いの本だった。ただ昔の本なので、古本屋を巡った方が見つかるかも。今度の休日は古本屋巡りか。それもまたいい。秋っぽい。

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